今日はタダパニ(Tadapani 標高2,630m)からゴレパニ(Ghorepani 標高2,860m)まで歩く。
昨日と同じく早朝に出発しようと早く起きたが、景色の良さにつられて、写真を撮りまくった。
6:30 出発した。早朝なので牛の乳しぼりをしている人がいる。
注文後、なんとなくメニューを眺めていた。
シングルルームが150ルピー(約150円)か、安いいなぁ・・・と思っていたとき異変が起きた!
店の人の知らせで厨房に入ると、ヨーゲッシュ(ポーター)が床に倒れて、Hさんが一生懸命に心臓マッサージをしているではないか!
ナースの資格があるHさんがマッサージをするのはただ事ではない!
私も救急救命士の講習を何度か受けて要領を心得ているので、Hさんに代って心臓マッサージをした。AEDが届くまで何日かかるか分からない。
ヨーゲッシュの胸板は非常に分厚く頑丈で、私の体重では肋骨を折る心配もない。
マッサージをしながら顔の表情を見ると少しおかしい。意識があるではないか!
Hさんに、「本当に呼吸が止まっていたのか」と聞くと返事が怪しい。
Hさんが再度脈をとり、呼吸があるのを確認してマッサージをやめた。
原因は「てんかん」の発作だった。
毎日飲んでいる薬を昨夜は飲み忘れたらしい。
さすがは元ナースだけあって、Hさんの事後処理は適切で立派だった。
◆事後談だが
もし、Hさんが倒れたら、「マウスピース無しで人工呼吸から始める」と言ったら、「死んでもいいから、それだけはやめて!」と言われた。
そんな事があったので、しばらく安静にと、ガイドのチリンさんが荷物を担ぐことになった。
街は坂ばかりだ。
泊まった部屋は300ルピー(約300円)
写真に撮ると綺麗に見えるが、相当ひどいもの。
宿泊客は中国人、韓国人が多く、そのマナーは最悪だった。
ただ・・・夕食の鶏ステーキは旨かった。
鶏は私が注文したのにHさんがほとんど食べた。
すでに、どちらがボスか、はっきりしている。
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