2013年5月21日火曜日

槍に登った

”槍に登った”と言っても、北アルプスの槍ヶ岳ではない。

今年8月に槍ヶ岳登山を予定しており、そのトレーニングで「七種山(なぐさやま)から七種槍」を縦走した。

七種山は福崎町 野外活動センターから登るので、中国縦貫道を1時間ぐらい走れば到着する。

先ずは、七種滝を目指す。距離は約 3.5km


途中に七種薬師があり、山門の傍を通る。

七種滝に着いた。


ここには、たくさんの滝があり、前日まで雨が降っていたので水量も豊富で迫力ある滝を見ることが出来た。

七種滝から七種山までの距離は短いが、急傾斜を登るので、所要時間は50分と案内板に出ていた。

七種山に到着。

昼食を摂った後、七種槍に向かう。
尾根道を縦走するが、七種山からしばらくは難路が続いた。
案内板にも健脚向きと書いてある。

七種山から約3kmの距離。
七種槍に到着。
ここから岩場が続く尾根道をアップダウンを繰り返しながら縦走して、出発地点の野外活動センターに戻るが、眺望に恵まれた素晴らしいルートで飽きることはない。

到着点の野外活動センター(出発点とは異なる)

ここから管理棟までの間に、ワラビの群生しているところがあり、思わず立ち寄り、急遽ワラビ取りに熱中した。

関西の山であれば、ワラビのシーズンは過ぎているが、ここでは最盛期だった。



2013年5月12日日曜日

高千穂峰登山

九州 宮崎県 高千穂峰登山に出かけた。

麓の高千穂河原(970m)に到着。



この鳥居をくぐって登山スタート。

鳥居をくぐって、5分ほど歩くと、霧島古宮址に着く。
昔、霧島神宮があった場所。

赤い溶岩のガレ場を登る。

左手に新燃岳があり、その噴火(2011.1.26)によって、松が枯れてしまったらしい。(下の写真に写っているのは中岳で新燃岳はその向こう)

赤い溶岩のガレ場、ザレ場を登って「御鉢」(1,340m)に到着。
深山霧島(ミヤマキリシマ)ツツジが今を盛りと咲いていた。

新婚旅行に来た坂本竜馬とお龍が歩いた「馬の背」。
危ないからと、竜馬がお龍の手を引いて登ったらしい。
(上の写真の奥に見えるのが高千穂峰)


馬の背から一旦下ってから、再び急なザレ場を登りようやく高千穂山頂(1,574m)に到着した。

天の逆鉾
天気が良くて、360度の眺望が楽しめ、気持ちが良い。

遠方に韓国岳(からくにだけ)が見える。(一番高い山)
その手前が新燃岳(2011.1.26噴火)で、一番手前が中岳。
復路は、往路を引き返したが、ザレ場では靴が埋まるほどで、くるぶしまですっぽり包み込むタイプの靴でないと火山礫が靴の中に入る。

スパッツは足首が暑くなるので使用しなかったが、我々の靴には礫が入ることはなかった。

帰路、霧島神宮に参拝し、無事登山できたことのお礼と、神戸までの無事を祈った。

天候に恵まれて良い登山だった。