2023年10月12日木曜日

ノルウェーぶらぶら旅17 旅行の総括

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今回の個人旅行を総括する。

(↑ノルウェー)

(↑ロフォーテン諸島)


◇旅行日程
2023年9月25日~10月11日 延べ17日間


◇訪問都市(Norway)
オスロ
ハルスター(ロフォーテン諸島 以降同じ)
ズボルベル
レクネス
レーヌ

(↑ハルスター~ズボルベル)

(↑ズボルベル~レクネス)

(↑レクネス~レーヌ)


◇ノルウェー国内移動手段
航空機
列車
路線バス
レンタカー


◇費用(二人分)
航空券:¥446,520(座席指定含む)
宿泊費:¥313,000(14泊 主にB&B)
列車(8回):¥12,900(オスロ空港→宿)
レンタカー:¥68,000
ガソリン:¥13,200
食費など:¥100,000
おみやげ:¥15,000
合計(二人分):¥968,620

円安なので、少し高くついた。
レンタカーはポンド(GBP)払いで、支払日が4月上旬だったので、レートが良かった。


◇旅行保険
(いつものことだが)クレジットカード(クレカ)付帯保険で賄った。
自動付帯と利用付帯があり、利用付帯の方が補償額が多くなる。

クレカの海外旅行保険は、適用基準が時々変わるので、その都度チェックが必要。

☆三井住友カードは、2022年4月16日から全て利用付帯に変わった。
適用条件(満たした時点以降の旅行期間が補償対象)
1.日本出国前に出発地迄の公共交通機関の代金をカード決済する。
2.日本出国前に募集型企画旅行の代金をカード決済する。
3.日本出国後に公共交通機関の代金をカード決済する。

☆楽天プレミアムカードは自動付帯と利用付帯が混在する。
適用条件(満たした時点以降の旅行期間が補償対象)
1.日本出国前に出発地迄の公共交通機関の代金をカード決済する。
2.日本出国前に募集型企画旅行の代金をカード決済する。
利用付帯で補償額がUPするのは、死亡・後遺障害と携行品損害だけ。

2カード使っても双方から補償は無い。補償額の大きいカードを使うのがベター。
(概要のみ、詳細はカード会社のウエブサイトで要確認)

今回は、二枚のクレカ(Gold)の内、三井住友カードでベイシャトルを決済し適用条件を満たした。

尚、一枚のクレカには、プライオリティパス(利用回数無制限)が付帯しており、海外の空港ラウンジが無料で利用できた。


◇予約情報
航空券、宿、レンタカーは日本からウエブ予約した。
予約サイトはBooking.comほか。
レンタカーの事前予約は必須。

それ以外は、ぶっつけ本番。


◇スマホ情報
個人旅行では、スマホは必須アイテム。
メールやチャットアプリでの通信はもちろん乍ら、現地ではナビ機能に助けられる。
GoogleMapをカーナビとして利用し、目的地へ的確に移動できた。
また、列車内の電光掲示板が無くてもスマホのナビで、降車駅に近づくのが分かるから、そこで降車すればよい。


◇SIM情報
オスロ Gardermoen 空港ではSIMの販売店はありません。
鉄道オスロ中央駅の隣ビル(Byporten)内にTeliaの店舗がある。
同店は日本のドコモショップの様な店。
店員は陽気でフレンドリー
我々は通話付き、データ量20GBで1ヶ月有効のプリペイドSIMを買った。


◇レンタカー情報
ハルスター空港(EVE)到着ロビーには5社のカウンターがあり、車貸し出し時は従業員が常駐していた。
予約は必須で、カウンターでは国際運転免許証、日本の運転免許証、パスポートの提示を求められた。
手続きは至って簡単で、書類作成後、車のキーを渡され、車は広いパーキングのこの辺りに駐車してあるから勝手に乗って行けと言うだけ。
返却時もその辺りに駐車して、事務所前の郵便受け状のポストにキーを放り込むだけ。

注意点は、(ハルスター空港では従業員が常駐していたが)僻地の空港では無人の貸し出し窓口があるらしい。
その場合、運転免許証など自動読み取り機で操作するらしいが、日本の国際運転免許証はサイズが大きく読み取れないらしい。
従って、予約時に従業員常駐の有無を確認する必要がある。
☆今回の走行記録など
車両:トヨタ・カローラ(Bレンジ付き)


(↑スパイクタイヤ コンチネンタル IceContact 3
貸出・返却:2023年9月29日~10月8日
走行距離:770㎞
ガソリン消費:40リットル(19.25㎞/L)
車の保険:Medium(私物補償が無いタイプ)



◇クレジットカード(クレカ)情報
ほとんどでクレカ決済可能。
北極圏に行っても、現金払い店は無かった。

ただし、UKやシンガポールにあった様な、チケットを買う事なく、改札口でクレカのタッチ決裁での乗車は無かった。
列車の切符購入は、自動販売機でクレカ購入。(暗証番号は必須)

(画像をクリックすると拡大します)
路線バス乗車券は観光案内所、若しくは、コンビニで買う。
車内でも買えるが割高になる。
1回券と24時間券があり時間を空けて(1時間以上)3回以上乗る場合は24時間券が得。
(詳しくは、オスロ3日目のBlog参照)


◇両替は
両替しなくても良い。
我々は、us$100両替したが、最後まで使用することは無かった。
仕方なく、お土産品を現金で買った。


◇現在の気候(10月上旬)
Reine(レーヌ) ロフォーテン諸島は北極圏。北緯66°33′以北。
従って、寒い!
天候は、ほとんどが雨! たまに太陽が出る。
それの繰り返し。一日中晴れた日は無かった。

また、天気は東から崩れる。日本とは逆!

ズボルベルからハルスターへの移動日、昨晩の雪で路面が冠雪して危険な走行だったが、トヨタ・カローラのBレンジに助けられた。


◇オーロラ情報(10月上旬)
オーロラは(当然の事乍ら)晴れた夜空に現れます。
天気が悪いロフォーテン諸島では見える確率は低いです。

とは言え、折角やって来たので、何とかオーロラを見ようとすれば、
1.オーロラ・フォーキャストで当たりを付ける。
2.1時間刻みで、夜空をチェックする。
涙ぐましい努力が必要です。

従って、オーロラを見られるのは運が良い時だけ。
我々は北極圏に9泊して2晩の一瞬(小一時間)だけオーロラを見た。

オーロラ・フォーキャストのウエブサイトは、



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2023年10月11日水曜日

ノルウェーぶらぶら旅16 成田~神戸

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フライトは昨夜定刻に着き、成田で入国審査を受けた。

我がエライさんは、食べ残したオレンジ2個を持ち帰ろうと鞄に詰めていたが、果物の持ち込みはダメだった。
通関審査で正直に申告して、全部置いて帰った。
余談だが、肉、魚、果物類はダメだが、マッタケは良いらしい。

昨夜は成田空港傍のホテルに泊まった。




夕食は、何と言っても和食に限る。
本当はきつねうどんを食べたかったが、メニューに無かった。



午前のフライトで成田から関空に戻る。
関空から神戸へはベイシャトルを利用。
我が家は、西宮へのシャトルバスでも良いが、コロナ後は関空~西宮線の本数が激減し不便になった。
ベイシャトルは渋滞に巻き込まれる心配が無いので、安心して乗れる。

◆これで”ノルウェーぶらぶら旅”は終わりです。
明日は、この旅の総括(費用など)を記します。


明日のBlogへ続く



2023年10月9日月曜日

ノルウェーぶらぶら旅15 オスロ~ワルシャワ~成田空港

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今日はノルウェー最終日。

フライトは夜(19:45)の便なので、ホテルチェックアウト後、同ホテルに荷物を預けて、街をぶらぶら。

(↑証券取引所)

(↑税関)

(↑桟橋に浮かぶサウナ風呂)
美女(らしき)が冷たい海に飛び込んでいた

(↑オペラハウスから市街を望む)

(↑オペラハウスから港を望む)

(↑オペラハウスから市街を望む)

(↑オペラハウスに登る)

(↑オペラハウスに登る)

EV車のタクシーも。(テスラだった)
ロフォーテン諸島ではガソリン車が多かったが、大都市(オスロ)ではEV車が多かった。

更に、港の方に向かってぶらぶら歩く。
(↑オペラハウスとムンク美術館)

更に歩くと、右手に防衛博物館があり、構内に入る。
(構内への入場は自由)
(↑↓ 防衛博物館)

(↑↓防衛博物館前のタンク)

(↑防衛博物館前の古い大砲)

(↑レジスタンスの闘士(第二次世界大戦時))


夕方、空港へ移動。
鉄道(Flytoget)で移動するが4回目なので、要領は分かっている。

オスロ Gardermoen 空港にフライト3時間前に着いたが、ポーランド航空搭乗手続きカウンターは開いてない!
通常、国際線カウンターは3時間前に開くので、同じフライトと思われる人達とイライラしながら待つこと1時間。
ようやく、2時間前になってポーランド航空搭乗手続きカウンターが開いた。

既に、ウエブチェックインが済んでいるので、スマホ画面を見せて、チェックインはスムーズに終わる。
この空港は、国際線も、国内線も同じセキュリティーチェックを通る。
普通は別々なので、違和感を感じるが、流れに任せた。

パスポートチェック(出国審査)も無い。
シェンゲン協定国なので、ワルシャワであるのだろう。

チェックインカウンターが開くのは遅かったが、その後はスムーズに進んだので、余裕で搭乗ゲートに到着。
緊張が切れたので、お腹がすいてきた。丁度夕食の時間帯だ。

この空港でプライオリティパスで利用できるラウンジは無い。

しかし、同パスで軽食が食べられる。
国際線制限エリア内のD1とE2ゲート間にある”Havsalt”は240NOK(3400円)の割引が受けられる。
関西空港国内線制限エリア内の”ぼてぢゅう”同じ。
(↑寿司:3000円、ビール:1000円 高い!)



(↑二人で480NOK割り引いてくれた)

(↑”Havsalt”の外観)


いよいよ成田に戻ります。まずは、ワルシャワへ

ワルシャワでシェンゲン協定のパスポートチェックを受ける。
乗継時間が1時間5分しかなかったが、スムーズに終わった。

成田へのフライト。
航路は、ワルシャワからウクライナ国境をかすめるように南下して黒海へ。
トルコ沿岸からカザフスタンへ、中国とモンゴル国境付近から朝鮮半島を超え、成田空港へ。



明日のBlogへ続く



2023年10月8日日曜日

ノルウェーぶらぶら旅14 ハルスター~オスロ

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今日も移動日。
北極圏のハルスター空港からオスロに戻る。

10時過ぎ、空港に着き、荷物を下ろして、レンタカーを予め決められた駐車場所に駐車。

これで、ロフォーテン諸島のドライブ旅は無事終了したことになる。
走行距離は770㎞。(詳しくは10月8日のBlog参照)

馴れない右側通行と、雪道を100㎞ほど走る
予想外の出来事があったが、無事故で終われて良かった。


ハルスターの天気は晴れ!帰る時になると晴れる!


今日のルート
オスロ空港

オスロ空港に着いたら、前回同様に鉄道(Flytoget)で

オスロ中央駅へ行き、ホテルに向かう。
ホテルは前回と同じホテル。

夕方、街をぶらぶら。
お土産など物色するが、日曜日とあってか、お目当ての店舗は営業時間外だった。



◇ハルスター空港(EVE)のレンタカー窓口情報
空港到着ロビーに面して4ブースあり、5社のカウンターがある。
(5社の社名は画像クリックし拡大してご確認ください)

5社はそれぞれ担当者を置き、車貸し出し業務を行っていた。

この旅の計画時、メジャーなハーツ(Hertz)社で車を予約しようと思ったが、同社東京事務所に確認すると、僻地の空港では担当者を常駐させず、機械で車貸し出し業務を行っているとの事。ところが、日本の国際免許証はサイズが大きく機械では読み取りが出来ないらしい。
ハルスター空港でハーツ従業員が常駐しているか否かの確認が東京事務所ではとれなかった。

そこで、メールで従業員常駐確認がとれたEuropcar社に変更し予約した。
貸し出し時は従業員が居り、順調に借りられたが、今日(10/8)は同社は閉まっていた。多分、貸し出し予約の無い時は閉まって居るのかも知れない。
閉まって居たら、郵便ポスト状の鍵返却ボックスに鍵を放り込めって言っていたので、その通りにした。日本では考えられないが、こちらではOKらしい。

2023年10月7日土曜日

ノルウェーぶらぶら旅13 ズボルベル~ハルスター

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今日も移動日。
ズボルベルからハルスターへ移動する。

ズボルベルは雪!
昨夜降り積もった雪で路面や車も冠雪している。



今日中にハルスターへ着かないと、明日のフライトに間に合わないので、兎に角、午前10時ごろズボルベルを出発。
(画像をクリックすると拡大します)
走行距離は地図上は164㎞となっている。

ズボルベルを出発すると、路面に雪が積もっている。


だんだん酷くなる!

関西地方に暮らしていると、雪道など走ったことが無い!
おまけに、右側通行!
前の車両の轍を踏みながら走行する。
少しずれると、ハンドルがとられる!

雪道を10台の車両で集団走行した。(見ず知らずの人達の集団)
みんなで走れば怖くない! の心境。
私の車両は先頭から7番目。轍が広がっているので、走りやすい。

ところが、誰しも先頭を走るのを嫌がり、退避車線があると、先頭の車両は後ろに回る。
そんなことを繰り返しながら走り、いつしか先頭を走ることに。


約100㎞走行して路面から雪が消えた。
路面の状態が良くなると余裕が生まれ、景色の良い処で休憩、写真撮影を繰り返す。

168㎞走って、目的地(ハルスター空港近くのホテル)着。

出発から4時間30分かかった。
サークルKのガソリンスタンドで満タンに。車返却の用意が出来た。
向こうに見えるのはハルスター空港(EVE)の建物。

◆今回の車両
トヨタ カローラ。よく頑張ってくれた。

なお、カローラ(ハイブリッド車)にはBレンジが付いており、エンジンブレーキが効くなど、雪道走行では重宝した。

更に、雪道で頑張ってくれたスパイクタイヤにも感謝したい。
(コンチネンタル IceContact 3)

◇走行距離、ガソリン消費量
走行距離:770㎞
ガソリン消費:40リットル 19.25km/L
ガソリン代:940.63NOK(約1万3千円)

カローラハイブリッド車にしては燃費が悪いが、スパイクタイヤが影響しているものと思われる。
満タンにすると、860㎞走行できる。ガソリンスタンドが極めて少ない僻地では心強い!
多分、EV車ではこうはいかないだろう。

◇車事情
トヨタ車を多く見かけた。国産車では日産、マツダ、スズキ、スバル車を見かけたが、ホンダ車は見掛けなかった。
欧州車では、ボルボ、ベンツを見かけた。フォード車も見かけた。

日本車(ハイブリッド車、ガソリン車)が多く、欧州が日本車潰しのためのルール変更(EV車推進)に躍起になるのが解る。
だが・・・僻地ではガソリン車(ハイブリッド車)が多かった。


明日、ハルスター空港(EVE)で
車を返却して、オスロに戻る。


明日のBlogへ続く