2017年7月17日月曜日

スイス・トレッキングー24 総括

最終日



今日はチューリヒから日本に帰国する。
ルートは往路の逆で、チューリヒからヘルシンキを経由して関空へ。同着は明日の午前9時前の予定。

チューリヒ空港に早く着いたのでラウンジを探したら、Swiss Business Lounge があり、プライオリティ・パスを見せたらOKだった。
 ↑↓最上階はガラガラ
↓一層下の階はそこそこ混んでいた。 

ヘルシンキ空港は乗継時間が約3時間。
ラウンジを探して、受付でアメックスカードを見せたがダメ。プライオリティパスを見せたらここもOKだった。
ここまでの飛行で食事が出なかったので、ラウンジで昼食を摂る。


7月17日午前9時関空着。
今回のスイス・トレッキングは事故も無く、無事完結した。


◆帰国後、費用を精算した。

スイス・トレッキング 精算書
◆航空券Finnair186,980
◆交通費Door to door252,364
◆宿泊費23泊(市税含む)284,832
◆食費ほとんど自炊58,423
◆雑費みやげ物含む30,820
合 計 額813,419
一人当たり406,709
延25日一人一日当たり16,268

出発前は二人で70万円位かと予想したが、15%ほど余分にかかった。
予想外に高かったのは交通費で、山岳交通費が大幅に食い違った。(氷河特急だけ一等車で他は二等)
自宅から関空往復も含んでいる。

逆に食費は安く上がった。日常(神戸)と同じ程度の献立だったが、何故か安く上がった。



◇良かったこと
1.現地のSIMを買ったこと。
  スマホが常時ネット接続しており何かと便利。
2.Swiss Half Fare Card(半額Card)の購入。
  鉄道駅窓口で勧められて購入したが、
  (幾つかある中で)今回の旅行に最適だった。
3.乗物チケットを現地窓口で購入したこと。
  氷河特急を除き、乗物は満席で無かった。
  日本で購入すると手数料が発生することも。
4.洗濯物干し用ロープを持参したこと。
  物干し設備を具備して無い貸別荘があった。
5.湯沸し器(ジェットボイル)を持参したこと。
  寒い屋外で、暖かいコーヒーや味噌汁が最高。
6.すすぎ一回型洗濯用洗剤を持参したこと。
  手洗いの時、非常に洗濯が楽だった。
   前年のスペインでは大変がったが・・・
7.一ヶ所に一週間滞在したこと。
  一週間いれば、天気の回復が望めた。

◇失敗したこと/改善点
1.ロングライスを買ったこと。
  スイスは米の品数が少なく、ロングライスしか
   置いてないスーパーもあった。
2.現地SIMのデータ容量は2GBでも良かった。
  別荘内では接続台数が少ないのでWifiスピード
   は速く、宅内ではWifiだけで充分だった。
3.基本的な調味料を持参しなかったこと。
  砂糖、塩、胡椒、油など基本的な調味料を一切
   置いてない貸別荘があった。
  スーパーで買うも、余ってしまう。
4.簡易脱水機を持参しなかったこと。
  手動式野菜水切り機を持参し、手洗い洗濯物を
   脱水すれば、ボタ落ちが無く早く乾燥する。
  前年、スペインでは、これが一番欲しかった。


◆総括として、
個人旅行だったので、団体行動を強制されることも、時間に拘束される事も無く、自由に行動でき楽しい旅だった。
費用面では旅行社のパック旅行に比べると、約半額以下に収まったと思われる。



◆謝辞
Blog”スイス・トレッキング”を見ていただき有難うございました。
これで、同シリーズは終了です。
今後のBlogは、神戸の暮らしに関して書きますので、宜しければ、お読みください。



2017年7月15日土曜日

スイス・トレッキングー23

今日はチューリヒ(Zurich)への移動日。
チューリヒの活動時間を増やそうと、7時30分ごろサン・モリッツ駅に行った。
8時2分発クール行きの列車に乗る。
氷河特急も一緒なので、日本人団体客はそちらに乗り、我々は一般車両に乗った。

クール乗り換えで、3時間半ほどでチューリヒ中央駅到着。



チューリヒは、この旅の初めに一泊したので、駅周辺の地理は分かっており、ホテルまではスムーズに行けた。

休憩後、市内散策に出る。

ホテルからチューリヒ湖まで徒歩15分くらい。


大聖堂。


聖母聖堂。

聖母聖堂近くのスイス料理店で夕食。
スイスの伝統的料理を注文したら、氷河特急の料理と同じだった。

明日のBlogに続く



2017年7月14日金曜日

スイス・トレッキング-22

サン・モリッツ7日目

今日はスイスの山村を巡るトレッキングに出かけた。
場所は、サン・モリッツから路線バスで一時間ぐらい離れたところで、イタリア国境に近い村。

我が家の近くからバスに乗っても良いが、サン・モリッツ駅まで行った。
理由は、現金が無かったから。
両替は、入国時に三万円だけ。その中から、CHF100をグリンデルワルトで市税と掃除代として大家さんに支払い、その後、クレジットカードが利かない処で使ったので、手持ちが少なくなっていた。

駅に来てよかった。
窓口でトレッキング・ルートを言ったら、分かった分かったと 云うような感じで、周遊チケットを発券してくれる。もちろん、クレジットカード決済。
時刻表を要求したら、チケットに対応した時刻表を打ち出してくれた。(復路は、2時台~4時台の3タイプ)

8:15発のバスで出発。
バス沿線の景色も良い。


小一時間で起点の村に到着。
村の名前はヴィコソプラーノ(Vicosoprano)1067m。

少し歩くと橋があり、

渡り切ったところに標識があった。
目的の村はソーリオ(Soglio)1097m。
標識では3時間の表示。
標識から右手に回り込みながら、緩やかに登る。
次いで、左手に回り込みながら、更に登りが続く。
約400m登らなくてはならない。
ヴィコソプラーノ村を見ながら高度が上がる。


そのうち、林間コースに入る。



”峠の茶屋”があったが閉店中。
見晴らしが良い。

そのうち、自動車道が行きどまり。
トレッキング道になる。

このルートは渡渉が幾つもあるが、大きな流れの処は橋が架かっていた。


見晴らしの良い処で昼食。



分岐を通過。エスケープルートがある。
滝もある。
ビューポイント。


下に見えるのはプロモントーノ村。
屋根材が天然石なので、白っぽく見える。

ソーリオ村(Soglio)1097mに着いた。
村の中を散策。

石畳の狭い道。
建材は地産地消の石材と木材。
グリンデルワルトやツェルマットとは全く異なった、素朴なたたずまい。




時代の流れから取り残された感じ。
日本の馬籠、妻籠を思い起こす。


帰りのバスは、ソーリオから麓のプロモントーノ村へバスで降り、そこで乗り換えて、サン・モリッツに戻った。


明日のBlogに続く