早朝、外を見るとどんより曇っている。
今日もダメかと諦めてテレビをつけた。地元情報番組を見てると山頂カメラの映像では2000m以上は晴れていた。
下界は曇りでも、山頂は晴れている。
マッターホルンを一番近くに見える、トロッケナーシュテーク(Trockener Steg)からシュヴァルツゼー(Schwarzsee)までの氷河(跡)トレッキングをすることにした。
山の天気は変わり易いので、急いで身支度を整えて、ロープウェイ駅に向かう。
ツェルマット駅はガラガラだったが、乗り換えのフーリ(Furi)駅はスキー客で長蛇の列。
山頂付近で滑るのだろう。
子供の時から、通年スキーをしていたら上手くなるはずだ。
シュヴァルツゼー(2583m)の手前で雲の上に出た。
振り返ると、マッターホルンが見える。
初めてのマッターホルンに感動した。
雲一つない快晴に感謝!
トレッキング・スタート地点を越えて、マッターホルン・グレーシャー・パラダイスまでロープウェイで登る。
先ずは、ここの展望台からマッターホルンを眺める。
スキーの連中はソリを着け滑ってゆく。
我々は一つ下の駅(トロッケナーシュテーク)までロープウェイで下り、そこからトレッキング開始。
↑ルートを示すマーキング
トロッケナーシュテーク付近は工事中からか、標識が無く、白赤白のマーキングを探しながら歩く。このまま進んでも良いのか不安になって来たところに、それを見透かすかの様に、標識があった。
ルートを外れてなかったので一安心。
残雪を見ながら氷河跡をマッターホルン東壁に向かって歩く。
所々に氷河の説明看板があり、日本語でも書いてある。
日本を目の敵にしているお隣の国々の言語が無いのが嬉しい。
このルートに団体客は来ない。
歩いている人も少ない。
氷河(跡)からの360度の動画
更に氷河跡をマッターホルン東壁に向かい進む。
この尾根の頂部に山小屋がある ↑
マッターホルンを見る角度が変わってきた。
シュヴァルツゼーまで30分の処で遅い昼食にする。
ここは、シュヴァルツゼーの上方で、先ほどの写真にあった尾根頂部の山小屋へはここから登る。
昼食中、女性が二人下りてきた。
日焼け除けに顔を完全に覆っていることから、日本人と分かり声をかけた。このルートで初めての日本人だった。
彼女たちは、朝から尾根頂部の山小屋をピストンしたらしい。
登り2.5時間、下り2時間だと言っていた。
見晴らしは抜群らしい。時間が許せば登りたい。
シュヴァルツゼーに着いた。
展望台で一休み。
↑昼寝もできる。
↑寝覚めのコーヒー
一番近くからマッターホルンを堪能してツェルマットに戻る。ツェルマットから見たマッターホルン
明日のBlogに続く
0 件のコメント:
コメントを投稿