今日から、22名の団体を連れて、北アルプスの常念岳に登る。
6月28日に下見登山を済ませたので、要領は分かっているが、22名の団体ともなれば、その体力にはバラつきがあり、如何にして全員を無事に山頂まで連れて登れるかがポイントとなる。
先ずは、順調に歩き出したかに見える。
だが、少し進むと、列の後半が遅れだした。
登山リーダーはHさん(昨年ネパール・アンナプルナBCに同行した人)で、彼女の歩行スピードはゆっくりしているので、全員が難なくついて来れると予想したが、そうでは無かった。
そこで、前後を入れ替え、列の前半を歩くように指示したら、遅れなくなった。
前後を入れ替えるだけで、歩行スピードが上がるのは妙な話だが、要するに、後ろを歩くのが嫌で、拗ねていたものと思われる。
下見の時にたくさんあった残雪はほとんど消えていたが、日陰部分に残っていた。
胸突き八丁から上は少し危険なところもある。
常念乗越に着いた。
一ノ沢登山口から6時間後の12時を予定していたが、5時間30分で到着した。
天候に恵まれて、槍ヶ岳が良く見える。
常念乗越で30分の休憩をとり、常念岳山頂を目指した。
山頂の少し下で、ライチョウの親子に出会った。
ラッキー!!!
ヒナは3羽で、親鳥の近くをヨチヨチ歩く。
午後2時前に21名が山頂に到着した。
今回の登山メンバーで、山頂まで登れるか否かで心配した人も、無事山頂に立つことが出来、その目的を果たせて、ヤレヤレとしたところで記念撮影。
【動画】 山頂から360度の絶景。
動画で全画面表示は上をクリック ↑
【山頂でのトラブル】
山頂に到着し、祠の横で集合写真を撮り終えた直後、「こんなとこで居ってもしょうがない。さっさと降りよう」と言う会話が聞こえた。
会話の主は、登山開始早々、後ろを歩くのが嫌で、拗ねて列を乱したと思われる女性だった。
山頂で45分間滞在し、絶景を堪能する予定(計画)であり、それを伝えると、「なんで、こんなとこに、居らないかんねん」「アホとちゃうか」「そんな予定は変えたらええやろ・・・・・」「アホらしい・・・・・」云々と文字にするのが憚れる罵詈雑言を浴びせてくる。
この女性は、5月の○剛山登山でも、一人だけロープウェイで下山し、集団行動を平気で乱す札付きの女性で、その態度の悪さは際立っている。
『山を楽しむ』ことが出来ない可哀想な女性だった。
こんな人と同じ会に所属していると思うと嫌になる。
態度を改めないのであれば、退会を勧告したい。
トラブルが有ったので、コーヒー・サービスをしようとジェットボイルやコーヒー・お茶・お菓子などを持参していたが中止した。
同サービスを知るメンバーは納得してくれた。
天候にも恵まれて、山頂の気温は防寒具を必要とせず、風は爽やかだった。
予定通り、45分間山頂に滞在し、絶景を堪能した後、下山した。
下山時にメンバーの表情を観察すると、山頂に立った達成感と、絶景を堪能した余韻で、全員満足そうだった。(例の女性を除く)
Kさんと会のリーダーYさん
笑顔が素晴らしい。
(お二人から画像公開の了解済)