2010年6月21日月曜日

住宅あれこれ

NZの住宅は、土地がふんだんにある事から基本的には平家建て。
CHCHの平均的な敷地面積は700㎡~800㎡で、通常は間口より奥行きが1.5倍~2倍くらい長い。

伝統的な住宅の形は、敷地の中ほどに住宅を建て、道路側に前庭を、奥には裏庭をつくり、裏庭にはリンゴなどの果樹を植えている。

この住宅はおおよそ築70年。正確な築年数は判らない。

道路と前庭の境界は背の低い木製フェンスだけで門扉は無い。

前庭 白バラがたくさん植わっている。
夏場は芝生を毎週刈らねばならないから大変。


裏庭 桜やリンゴの木がある。

ここで、知り合いや近所の人を招いてバーベキューパーティなどを開く。

 ガレージは最近建てたもの。


この辺りの壁面後退(建築規制)は前面道路中心から33フィート(約10m)バック。道路幅員は15mなので道路境界から2.5m控えればよい。

最近は市中心部に近い便利な所や人気エリアは土地の価格が高騰して、土地を細分化するなど敷地面積が小さくなってきた。その影響か2階建の住宅が増えてきたけど、やっぱり伝統的な建物の方が味がある。

この建物の内装には昔の面影が残っている。建具や腰壁の板張りは昔のままだし、2ヶ所ある薪ストーブも昔のまま。もちろん窓枠も木。

築70年の家でも、水回りなどの設備機器や配管類を更新してエヤコン(主に暖房)を付ければ快適な生活が出来る。

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