2018年5月25日金曜日

熊野古道 5 大雲取越 小口~熊野那智大社



今日は、今回のトレッキング一番の難所、大雲取越を歩き熊野那智大社に至る。

昨日の終点“小口”から急登が始まり、越前峠まで標高差780mを一気に登る。
その後、アップダウンを繰り返しながら、中間地点の“地蔵茶屋跡“で通過証明スタンプを押さねばならない。

相方(熟女)の歩行速度は遅い。昨夜の宿にその事を言うと、我々だけ特別に便宜を図ってくれ、朝食時間を早め、出発地点(小口)へのドロップオフも一般より早く送ってくれた。
従って、Belinda達より早くスタートしたが、相方の歩きはスローモーなので、後から来るBelindaをはじめ顔見知りの外人達に次々と追い越される。


こちらも、相方のペースに合わせると疲れるので、マイペースで歩く。ピークの“越前峠”で待つも、中々登ってこないので先に進む。

峠から急な石畳を下り、

林道合流に至ったが、

石倉峠に向かうルートががけ崩れでクローズしており、迂回道(林道)を歩きスタンプ地点の“地蔵茶屋跡”に向かう。
迂回道は40分余分に歩くことになる。

地蔵茶屋跡の少し手前まで来た。
12時になったので、一人で弁当を食べながら相方を待つがやってこない!

少し心配になってきた。

相方は横着な性分なので、“チョッと位の崖くずれやったら通れるかも知れん”とばかりに、40分節約できる危険な本道を行くかも知れない。

ザックを道端に置き、相方を探しに引き返した。
林道分岐まで戻っても出会わない。さらに戻って、越前峠の急な坂を登り、峠の手前でようやく相方が下りてきた。

訊けば、道に迷ったと思い、一旦引き返したらしい。皆に抜かされて、前後に誰も居なくなったので不安に思ったのだろう。

そんな事をしながら、”地蔵茶屋跡”を通過し、

何とか熊野那智大社に辿り着いた。



飛瀧神社でスタンプを押し


今夜の宿へ
夕食は豪華だった。

難関を突破して、ホッとしながら乾杯。



0 件のコメント:

コメントを投稿