ミルフォード・トラック （３日目）

昨日のBlogから続く

今日は運よく天気予報は「晴れ」だった。

ミンタロ・ハット（標高６１０m）からマッキノン・パス（標高１，１５４m）を超え、ダンプリン・ハット（標高１１０m）までの１４Kmが今日のルートだ。

途中、落差５８０m（世界で５番目）のサザーランド滝へのサイド・トリップもある。
今日のルートが、今回のハイライトだ。

７：１５ミンタロ・ハット（Mintaro Hut）を出発。

歩き始めるとすぐにミンタロ池（Mintaro Lake）があり、湖面は鏡のようだった。

トレッキングルートは徐々に高度を上げながら、景色の良いところを進む。

↑↓この辺りが森林限界　８：５０am

９：２０マッキノン・パス（Mackinnon Pass）到着。
標高１，０６９m

↑十字架のそばでケアが遊んでいた

早朝出発したから我々が独占できた

マッキノン・パスから３６０度の眺望（動画）

フルサイズはここをクリック↑

マッキノン・パス最高地点（標高１，１５４m）

↓氷河に削られたＵ字型の谷がつづく

１０：２０マッキノン・パス・シェルター着。

一棟を半分に仕切って、インデペンデントとガイドウォークが使用していた。

ガイドウォークの方は管理人がおり、ジュース、コーヒー、紅茶、日本の煎茶まで用意してあった。

こちらは、インデペンデント用シェルター。

流し台とガス台があった。

ここから、ダンプリン・ハット（Dumpling Hut）まで、標高差約１，０００mを４時間で下る。

日陰部分は寒くて、葉の上の水は凍ってる。

この辺りまで来ると、ルートは荒れている。
岩肌の斜面を一路下る。

サザーランド滝の頂部が見えるところまで来た。

ここから、滝までは相当距離がある。

急な階段くだりが続く。
滝は無数にある。

１３：５５ Day Shelter到着。

↑左側に日本語の看板もある。中国語、韓国語が無いのがうれしい

ここは、ガイドウォークのクイントン・ロッジの隣にある。

ディ・シェルターで昼食後、

 ↓水、熱湯、コーヒー、紅茶、味噌汁（マルコメ）まで置いてあった

１４：２０サザーランド滝（Sutherland Falls）に向かう。

滝の高さは５８０m、ＮＺで１番高く、世界で５番目らしい。

滝までのルートが変わって、当初より遠回りしている感じ。
ディ・シェルターから５０分かかった。

兎に角、爆風が強い。傘は役に立たない。

カメラのレンズは水滴だらけになる。
滝の裏に回れるらしいが、とてもその気にはなれなかった。

帰りは４５分で戻ったが、休憩などで、シェルター出発は１６：１５となり、サイドトリップで２時間２０分かかった。

１７：２５ダンプリン・ハット（Dumpling Hut）到着。
標高１１０m

今日の所要時間は１０時間１０分。
歩行距離はサイドトリップを含めると約２０Km。
高低差は５４４m登って、１，０４４m下った。

インデペンデント・ウォーク４０名は全員元気で、落伍者は居なかった。

ハットの設備は

 ↑↓流し台：６台、ガス台：６台

どこのハットでも掲示されている案内板。

「この施設の水はそのまま飲んでも大丈夫だが、用心する人は沸騰させてください」という事だろう。

他のハットでは蛇口の水をそのまま飲んでいたが、ここの地形からか、水に薄いお茶のような色がついていたので、沸騰水を使った。





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