◆えひめAI-2(えひめあいに)とは
愛媛県産業技術研究所(旧愛媛県工業技術センター)で開発された【環境浄化微生物】のことです。
◆その効果は
土壌改良、野菜の病気防止、水の浄化作用などに効果があると言われています。
堆肥づくりの時、又は、堆肥を使う時に散布すると、微生物の働きが活性化します。
鶏の飼料に添加すると、糞の嫌な匂いが消えるようです。
◆えひめAI-2の作り方(食品で作ります)
◇原料 (500ml を作る場合)
納豆(粘液でも可) 1 粒
ヨーグルト(飲むヨーグルトも可) 25g
ドライイースト 2g
白砂糖や三温糖など 25g
水道水 (沸騰後の水が望ましい)約 450ml
◇器材 ペットボトル(500ml)
ミキサー
加温装置 (30~40℃に保温できるもの)
◇作り方
①容器に納豆、ヨーグルト、ドライイースト、
砂糖をはかり取ります。
②水道水を約 450ml 加えてミキサーで
よく攪拌します。
(ペットボトルに移した)
③よく混ざったものを ペットボトルに移し、30~40℃で1週間培養します。
(ガスが出るので、ペットボトルの蓋は
必ずゆるめて下さい。)
(保温開始)
④培養液のpHをpH測定器、若しくは、pH試験紙で確認します。
培養開始時のpHは約4~5ですが、
1週間後に3~4になり、 パンや
お酒のような良い香り(発酵臭)
がすれば成功です。
(注)pH 試験紙は、理化学機器・
器材の販売会社で扱っています。
(発酵が進み、泡が吹き上がる)
⑤培養後には、ヨーグルト成分などが底に白く沈殿する事があります。
⑥腐敗臭がする時は、雑菌が繁殖したと考え
られます。ボトル、器具類等をきれいに洗浄
し、衛生的な状態でやり直してください。
⑦できあがったものは、冷暗所に保存して
3ヶ月を目途に使い切ります。
◆えひめAI-2の使い方
適度(10~1000倍)に薄めて、ジョロ、
若しくは、噴霧器で散布します。
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