2019年7月10日水曜日

これからウズベキスタンへ行く人の為に


ウズベキスタンぶらぶら旅は終わりました。
(画像をクリックすると拡大します)

◆これからウズベキスタンへ行く人の為に思いつくまま列記します。
 (2019年7月現在)


◇査証(ビザ)情報
 2018.2.10より、入国から30日間の滞在に限り、ウズベキスタン査証免除。
 滞在登録は別途記載


◇入・出国カード(immigration card)
 通常の場合、何れも必要ありません。


◇税関申告書(customs declaration)
二千米ドル以上を持ち込み、持ち出しの場合や、免税範囲を超える物品は要申告。


◇クレジットカード情報
 日本発行のカードは、ほとんど使えない。
 今回使用できたのは、事前購入の航空料金、事前予約の宿泊料金、一部のスーパーマーケットで例外的に使用。
 ブランドはVisa、Master Cardのみ。


◇通貨
 主に現地通貨(スム)。インフレで単位が大きいので注意。
 上の十万スム札は、日本円で約千三百円。
 (千で割って、十三掛けていた)

 米ドルも流通しているが鉄道チケットはスムでしか買えず、予め両替が必要だった。
 スーパーマーケット、コンビニもスムのみ。
 旅行客相手のタクシー、レストラン、みやげ物屋は双方OK。
 (ドル換算は丸めるので、スム支払いの方が得)


◇両替
 タシケント空港、訪れた街の駅などで日本円からスム(現地通貨)へ両替可能。
 ただし、米ドルからスムへ両替する方が、為替レートが良い場合が多かった。
 サマルカンド駅のみ日本円が強かった。

 ATMは街の至る所にある。
 日曜営業の銀行窓口もあった。
 なお、両替でパスポートの提示要求は無かった。
 (NZでは身分証明書の提示要求あり)


◇SIM情報
 タシケント空港到着ロビーにUMS社のカウンターが在り、旅行者向けのSIMを販売している。


 料金はus$5でインターネット8GB、通話400分、SMS400通

 購入時パスポート提示要求あり

 訪れた街では支障なく繋がり、ストレスを感じる事は無かった。
 ただ、郊外に出ると繋がらないところが有った。


◇Wifi
 宿泊施設ではWifiが完備していた。ただし、共用部分でのみ有効の宿もあった。
 レストランなどWifi完備は稀で、市中では通じないと思った方が良い。
 現地SIM購入がベター。スマホのテザリングでタブレットも使える。


◇観光案内所
 空港に申し訳程度にあったが、情報量が少なく、無料市内マップなど無し。
 鉄道駅でも見かけなかった。降車時に駅舎内を通ら無いので、設ける必要が無いのかも知れない。
 例外的に有名観光地に在ったが、市内で見かける事は無かった。


◇公衆便所
 有名観光地にはあるが有料(千スム)
 市中のレストランには有るが、コンビニ、スーパーなどに無し。
 穴場は、大きなホテル。たいてい無料で使わせてくれる。


◇日本人墓地
 タシケントとブハラにある。


 1945年大東亜戦争敗戦とともに、ソ連に不法抑留された日本人の内、タシケントに79名、ブハラに159名の方々が眠っておられます。

なお、タシケント市内中心部に日本人抑留者が建設に従事し、その功績を今も市民から感謝されているナブォイ・オペラ劇場が有る。



◇国内移動チケット
 列車は日々変わっている感じ。
 Time tableは無い。
 地図(Google map)に無い処を列車は走っていた。

 従って、日本で購入より、現地購入がベター。
 チケット購入窓口は駅舎内に無い。
 駅舎近くの別棟でチケットを販売している。従って、チケット販売窓口はノーチェックで入場できる。両替窓口が併設されている処もあった。
 通貨はスムのみ。
 米ドル、クレジットカード不可。

 市内乗合バスや、地下鉄は料金が1200スム(約16円)と安い。
 ただし、路線マップをくれないので、慣れるまで大変。

 何れも、チケット購入はスムのみ。


◇タクシー
 公共交通が充実してないせいか、タクシーは多い。白タクも普通に走っている。その区別はつかない。
 空港、駅で観光客を待受けるタクシーは、英語を話せる客引きと、話せないドライバーの分業制。(これらは全て白タクかも知れない)
 客引きが行先を聞き出し、3~4倍の値段を吹っ掛けてくる。予め、ガイドブックで価格を調べておき、標準的な価格まで値切ること。(この交渉が楽しい!)
 交渉がまとまれば、ドライバーにタッチ。ドライバーはピンキリで、サマルカンドが程度が一番悪かった。
 しかし、正規タクシー、白タクとも、夜半でも危険を感じた事は無かった。

 配車アプリUberは効かなかった。同YandexTaxiアプリも試したが、サマルカンドでも未対応だった。
タシケント市内はYandexTaxi対応らしい。



◇滞在登録証明(Guest Registration Card)
 宿舎に要求すれば発行してくれたが、

 旅行中や、出国審査で滞在登録証明の提示を求められる事は無かった。
 在ウズベキスタン日本国大使館のウエブサイト情報では、72時間以上滞在の場合は必須の様に書かれてある。
同日本国大使館発行の手続き一覧表 ← クリック

しかし、2018.2.10より、入国審査時に30日までの滞在登録が行われるため、その間の旅行は、別途の滞在登録は不要だと思われる。



◇街の状況
 オアシスだけに、砂漠から飛来する細かい砂粒で、街は埃っぽい。
 一歩路地に入れば未舗装道路で、表の舗装道路も穴ぼこだらけが多い。


◇建物(住宅)
 地震の少ない国柄で、耐震規定など無いように見受けた。
 主要構造部材(柱、梁など)は細く、鉄筋量も極めて少ない。


 あるB&Bは部分増築を繰り返し行った為か、不同沈下を起して床が傾いていた。最上階の食堂はチョットした風でも横揺れしていた。
 日本ではとても考えられない建物で暮らしている。
 地震が起こらない事を願うのみ。


◇車
 シボレーブランド車が多かった。

 ウズベキスタンGM社製らしく、安く供給している模様。
 価格は、us$10,000~15,000
 日本車は高くて手が出ないらしい。


◇人情
 とても良い。
 年代を問わず挨拶を交わしてくれる。
 特に、子供や若者がニコニコしながら寄ってくる。汚いものを見る様な表情の女高生など一人も居なかった。
 どこかの国とは大きく異なる。

 サマルカンドは有名になり過ぎたのか、少し荒んだ感じがした。ヒブァ、ブハラの人達は、昭和前半の良き日本を思い起こさせてくれる。


◇言語
 ウズベク語。ロシア語も通じたようだが、こちらが全く分からない。
 旅行者相手の処は英語が通じるが、スーパーマーケット、コンビニなどで英語が全く通じない人が多い。困っていると、誰かが寄って来て通訳してくれた。
 スマホは必須アイテムで、翻訳機能が活躍した。


◇食事
 全体的に脂っぽい。

 口に合ったのはラグマン(うどん入りスープ)
 シャシリク(串差し焼肉)は、他の料理にも合い、毎回食べていた。
 ナンは地域により異なる。サマルカンドのナンは密度が高くて持つとずっしり重い。


◇物価
 安い。



 日本の約1/10程度か?
 日本の年金生活者がウズベキスタンで暮らすと、豪勢な暮らしができる。


◇年金
 一ヶ月、約百米ドルらしい。
 少ないとぼやいていた。


◇空港ラウンジ
 インチョン空港は出発ゲート近くにあるが、Priority passのみ有効。Amexカードはインチョン空港に在るとうたっているが、見つける事が出来なかった。
 タシケント空港はPriority passのラウンジ無し。


◇ワンポイント・アドバイス
 米ドルの一ドル紙幣が使い易い。後は、50ドル、100ドル紙幣で嵩張りを防ぐのが良い。


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