定刻(9:55)にヘルシンキ・エテラ港着。
ここは、8月17日海上自衛隊”日本国練習艦隊”と出会った処で、
勝手知ったる何とか、トラムを乗り継ぎヘルシンキ中央駅に至る。
ここから、列車で空港に移動すれば良い。
30分もあれば、空港に着くので、荷物をロッカーに預けて市内観光に出ようかと話していた時、思わぬ方(日本人)と知り合った。
隣のベンチに座っていた男性(Nさん)で、時間つぶしをしている様なので、話かけてみると、札幌市から来られた、白樺の皮細工師だった。
そんな職業があるとは初耳で、良く訊いてみると、白樺の皮を使って鞄や
ブローチを
作っているらしい。
日本で、この分野の作家は少なく(居なく)見よう見まねで造っているが、本場の作家(職人さん)に会って、自分の作品を評価して欲しいのと、造り方の指導を受けたいとヘルシンキまでやって来られた。
ところが、日本から本場の作家を探すことが出来ず、分かっているのは販売店だけ。
販売店から作家を紹介してもらう積りらしい。
(アポイント無しの心細い話)
到着後、販売店を訪ねたが、今日は日曜で休業。
仕方なく、ホテルのチェックイン時刻まで駅で時間つぶし中だった。
我々も特に予定が無く、時間に余裕があったので、ヘルシンキにお住いのTさんに連絡して、白樺皮細工師の情報収集した。
しかし、こちらでも少数派らしく、Tさんも全く知らないと言う。
とりあえず行ってみたらと、教えられた駅近くのみやげ物屋などを回るが、何れも取り扱いが無く、収穫はゼロ。
それでも、現地の人と話が出来て、Nさんは少し安心したもよう。
明日、休業だった販売店を再訪して、作家を紹介してもらうと、希望を持って別れた。
(ただ・・・持参した通訳機(約3万円)を失くしたので、上手く思いが伝わるか気にしていたが・・・
まあ・・・言葉でなく、Nさんの気持ちをぶっつければ何とかなるだろう)
ヘルシンキ空港は混んでいた。
自動パスポートコントロールは長蛇の列。
機械より、人間の方がズーッっと早い感じ。
搭乗時間ぎりぎりだった。
機内では良く寝た。
明日のBlogへ続く
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