近くの山に実生の渋柿の木があって、毎年小さな実を付けている。
4月中旬に、完全甘柿の早秋と太秋を接ぎ木した。
その後、スペイン巡礼の旅に出発し、帰国後も確認せずに放ってあった。
暑さも和らいできたので、久しぶりに見に行ったところ、接ぎ木は全部ついていた。
100%成功だ!
今日の状態(接ぎ木後4ヶ月半経過) 1本目
↑全景 |
↑太秋(下のグリーンテープが接ぎ木位置) テープより下の枝は切り落とす |
↑早秋(下のグリーンテープが接ぎ木位置) |
今日の状態(接ぎ木後4ヶ月半経過) 2本目
↑太秋・早秋(透明のテープが接ぎ木位置) |
↑2本目は、台木の左右に太秋と早秋を継いだ |
台木は直径5cmほどの渋柿で、接ぎ木位置が低いと猪に悪さをされるので、地上1.2mぐらいの処で接ぎ、1本当り各々2品種(太秋・早秋)計4ヶ所接いだ。
それが、見事に成功して新芽を出していた。
穂木は、今年3月11日に植えた苗木の切り落とし部分を冷蔵庫で保存して、4月中旬に接いだ。
接ぎ木のポイントは、穂木を冷蔵庫に入れ、渇水状態にしておき、台木は、これから新芽を出そうとヤル気満々の時期に接ぐこと。
そうすれば、水が欲しい穂木にタップリ給水する台木がくっ付き、成功率100%になります。
このまま成長すれば、一本の樹で早生(早秋)と晩生(太秋)の2品種を時間差で収穫できる。
早ければ、来年実を付けるかも知れない。
楽しみが増えた。
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