台風11号は日本列島に大きな爪痕を残して日本海に抜けた。
台風が四国から中国地方を通過する時点では、我が神戸市は大雨に至って無かったが、日本海に台風が抜けた、昨日(7/17)の夕方から大雨になった。
六甲山を背にする神戸市南部は、土砂災害を引き起こす大雨が一番怖い。
遂に、東灘区の土砂災害警戒区域内の住人に避難勧告が出た。(17:45発令)
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昨年8月20日に起こった広島市の土砂災害以来、行政側が過敏になり、避難勧告を出したようにも感じられる。
広島市災害ボランティアはここをクリック
広島と同地質の六甲山は大雨に弱く、いつ広島の二の舞いになるか分からない。
そこで、避難勧告に従い、指定避難所(甲南女子中高校 体育館)に行くことにした。
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甲南女子中高校(避難所)は南北に門があり、土砂災害警戒区域から北門が一番近い。従って、北門を目標に行くと、北門が閉まっており入れない。
仕方ないので、森稲荷神社交差点を経由し、大回りして南門(正門)から非難した。
北門から入場するのと、南門に回るのでは、距離が2~3倍になる。
健常者であれば何とかなるが、災害弱者(幼児・高齢者・障がい者)の場合は無理がある。
それに、土砂災害警戒区域内の人達は、北門は知っていても、正門とはいえ南門の位置を知らない人が多い。
かつ、北門に南門への迂回路を示す案内板が無い。
避難所に到着して驚いた。
避難している人が少ない。避難対象者は100人以上居ると思われるが、避難したのは、我々を含め4名だけだった。
その後、1家族4名が加わり8名が広い体育館で一夜を明かした。
我々は、自己完結型で非難した。
被災地へのボランティア活動を行ったり、山登りをしているので、それらの用意が何時でも整っている。従って容易に準備できた。
(12時間程度持ちこたえる用意で非難した)
他の避難者曰く。
TVで観る避難所は、床に畳が敷いてあり、毛布があり、水や食料が山積みしてあるのに、ここには何も無い!
まあ・・・避難勧告を出す前に、避難者の意識改革をしなければならない。
神戸市から2名の職員が派遣されており、避難者の面倒を見てくれたが、仕事とはいえ、ご苦労様でした。
畳や、毛布や、食料などは望まないが、災害弱者の為に北門だけは開けて欲しい。
これが、今回の反省点!
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