2013年7月15日月曜日

大峰山 登山


今日は大峰山に登った。

大峰山という名称は紀伊山地の中央付近南北50kmほどの山脈全体をさしている。古くから信仰の対象となっており、近年まで女人禁制であった。

信仰の意味で大峰山と言えば、「山上ヶ岳」を指すのが正しいようですが、登山対象としては「八経ヶ岳」を大峰山と呼ぶことが多いようです。

今日の登山は、行者環(ぎょうじゃがえり)トンネル西口(1,094m)~奥駈出合~弥山(みせん 1,895m)~八経ヶ岳(1,915m)往復6時間の行程で中級レベル。

出発地点(↓) 行者環トンネル西口(1,094m)



入り口からしばらくは川沿いのダラダラ道だったが、そこから先は急斜面が続き、奥駈出合までは1時間かかった。(↓)

ここから弥山(みせん)までは2時間の行程。
雲の中を歩いているので、幻想的な光景。(↓)


中間地点にある理源大師像(↓)

登山道脇には「コバイケイソウ」(小梅蕙草)が咲いている。


ようやく弥山小屋に着いた。(↓)
上の標識から歩いて5分くらいの処が弥山山頂(1895m)

弥山から八経ヶ岳に向かうが、この辺りは伊勢湾台風の被害を受けた倒木や立ち枯れが目立つ。(↓)

八経ヶ岳との中間地点には国の天然記念物に指定された「オオヤマレンゲ」(大山蓮華)の保護区がある。
野生の鹿が増えたために周囲を高いフェンスで囲って鹿が寄りつけないようにしてあり、保護区の中は白く可憐なオオヤマレンゲがたくさん咲いている。(↓)


八経ヶ岳(1,915m)に着いた。(↓)

復路は往路を引き返したが、途中で山伏修行の一行と出会った。
やはり大峰山は修行の場だ。(↓)


今日の大峰山は時々小雨が降る曇り空であったが、適度に風が吹き、快適な登山であった。



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