2024年10月17日木曜日

日本蜜蜂を今年こそ飼うぞ! 10月17日の蜂たち


師匠から、そろそろ蜜絞りの準備をするよう指示があった。
蜂たちは、越冬のために蜜を巣の上部(子育てが終わって空き家の巣)に溜めている。その蜜を、蜂たちに支障のない範囲で頂こうと言うもの。
その時期が、10月下旬から11月上旬だとの事。

蜜絞りの大まかな手順は、
①現4段の巣箱の内、最上段の巣箱を切り離す。
②巣箱内の蜂の巣を切り離す。
③蜂の巣から蜜を網で漉しとる。

巣箱を4段に継いでから一ヶ月弱経つので、巣箱内部を確認した。
下からカメラを挿入して

(↑↓見上げ写真)

巣は一番下(4段目)の巣箱竹ひご迄成長している。

従って、上3段は蜂の巣がビッシリ詰まっているので、最上段の巣を頂いても大丈夫だろう。




2024年10月10日木曜日

日本蜜蜂を今年こそ飼うぞ! スズメバチトラップ

 

久しぶりに巣箱を見に行った。

蜂達は、旅行前と変わらず、勤勉に働いてくれていた。
巣箱内を覗くと、巣は成長しているものの、底板に届くまで至ってない。

ところが、スズメバチトラップは満杯だった。
誘引液入れ換えから約一ヶ月なので、同液を取り換えることにした。

駆除したスズメ蜂数を確認すると、

(↑ No.1 16匹)

(↑ No.2 45匹)


合計61匹のスズメバチを駆除した。
2瓶のうち、入り数が大きく異なるが、トラップ入り口の位置の違いが原因だろうと思われる。

入りの良い瓶に合わせた位置に、悪い方を造り換えて、再度設置する。

尚、誘引液は
お酒:300㎖
砂糖:100g
お酢:100㎖ で自作している。



2024年10月9日水曜日

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道⑰ 旅の総括

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旅の総括
◇巡礼完歩証明書

(↑↓名前のスペル修正前)

◇巡礼手帳(クレデンシャル)

(↑↓熊野古道との共通巡礼手帳)
(画像をクリックすると拡大します)

(↑↓熊野古道との共通巡礼手帳)
一日当たり2ヶ所以上でスタンプを貰う。(必須)
スタンプはアルベルゲ、バル(Bar)やカフェ、観光案内所、教会(要ドネーション)などで貰う。

◇概要
旅行期間:2024年9月23日~同年10月8日 延べ16日
旅行形態:個人旅行 一人旅
最寄都市:ポルト
巡礼路:ポルトガル人の道
巡礼区間:ヴァレンサ(ポルトガル)~サンティアゴ デ コンポステーラ
巡礼日数:10日間
巡礼歩行距離:131.4㎞(実際)  124㎞(公式)
巡礼歩行数:
219,670歩 平均:21,967歩/日
巡礼外歩行数:46,595歩
旅行全歩行数:266,265歩

◇費用(概算)
航空運賃:208,000円(座席指定料金とも)
現地列車、長距離バス:8,000円
宿泊費:100,000円(ホテル、巡礼宿)
食費等:78,000円
その他:6,000円
合 計:400,000円


◆これから巡礼に行く人の為に
◇両替
クレジットカード(Visa,Master)のタッチ決裁で支払い可。現金は殆んど使わなかった。
現金を使用したのは、有料公衆便所、コイン投入式洗濯・乾燥機、コインロッカー、準公営アルベルゲ、教会のドネーション、5€未満の買い物(一回だけ経験)
従って、現金は50€あれば足りる。両替は1万円で十分。余裕を見るなら2万円。
尚、ATMは少し大きな街なら至る所ある。但し、吸い込まれるか否かは不明。


◇ポルトガル人の道の宿(ヴァレンサ以北)
巡礼宿はたくさんある。
今回は民営アルベルゲを利用したが、ほとんど事前予約出来た。
料金は18€前後。公営アルベルゲ(10€)に比べて割高。
シーツは、洗濯済み、若しくは、使い捨て品が全ての宿に具備。
寝具も具備していた。(毛布程度)
洗濯機(有料)、若しくは、洗濯サービス(有料)あり。



◇スマホの現地SIM
今回は、出発前に日本で買った。



アマゾンで買ったもので、スマホがeSIM対応機だったので、初めてeSIMを買った。

このプラン(15GB)は、購入後2ヶ月、現地で接続後1ヶ月以内のみ使用可の条件がある。
現地2週間の旅で15GBは大きいように思うが、過去の巡礼で、アルベルゲのWifiが遅くて(同時使用が多い為?)Blogアップが出来なかった。
今回は、スマホのテザーリングで、Blogへ毎日20枚程度の写真をアップできる容量にした。

設定は簡単で、
①購入時に送られてくるQRコードを読み、eSIMをスマホにダウンロードする。(eSIMを追加する)
そのまま海外の持ち出し
②現地空港で、追加したeSIMをONにする。(この時、ネット接続不要)
③”モバイルデータ”と”ローミング”をONにする。
以上でネットに繋がった。

以前は現地空港でSIMを買っていたが、これであれば、時間短縮できて便利。ポルトガル、スペイン双方で支障なく使えた。(トルコでは不可)

今回の巡礼では、民営アルベルゲに泊まったのでWifiは快適で、持参したパソコンをスマホとテザーリングする事なく終わった。
従って、SIM容量は10GBでも良かったと思われる


◇巡礼路を歩く為の、三つの必須アプリ

①Buen Camino:サンティアゴ巡礼路専用アプリで、巡礼に必要な様々な事が分かる。巡礼路を正確に表示するので、私は、巡礼路から外れてないか、このアプリでチェックしながら歩いた。
また、宿の予約も出来る。(Booking.comに飛ぶ)

②Google Map:今日の宿(目的地)を入れ、ナビをONにして歩いた。ルートは最短ルートを表示する。従って、巡礼路と異なるので歩行時は利用しないが、宿の近くに辿り着いた時、宿まで導いてくれるので助かる。
また、街歩きの時、目的地(駅、レストラン等)まで導いてくれる。

③YAMAP:日本の登山用アプリで日本の登山路(地図)を入れて利用するが、海外でも使える。つまり、登山地図無しでも使えるのだ。このアプリを使えば、歩行ルートの記録(歩行距離)がとれ、高低差も分かる。更に、歩行ルートの動画も作成できるので非常に便利。

従って、スマホが使えないとどうにもならない。


◇雨対策
この地方は雨が多い。今回のポルトガル人の道では大半が雨だった。
従って、万全の雨対策が必要になる。
先ず、下から
靴はハイカットの軽登山靴。(ゴアテックスが効いている)
その上に、踝だけ覆うショート・スパッツ。
ズボンはレインウエアのズボン。(軽量品)
ザックはザックカバーを付ける。
上半身はザックも覆うポンチョ。(登山用品店の品。百均不可)
更に、頭に”皆地笠”(熊野古道の檜笠(菅笠状))
このスタイルで雨対策は万全。全身が濡れることは無い。

今回は皆地笠が一番有効だった。
晴れていれば日傘になるし、強い雨でも頭に水が垂れることは無い。

但し、上半身は汗でびしょ濡れになる。
つまり、内側から濡れるのだ。
登山用のベース・レイヤーを着ているので、汗を肌から外へ出す。
その上の、ミッド・レイヤーが汗を全部吸ってびしょびしょになってしまう。

これだけは仕方ない。着いた宿で洗濯するのみ。


◇洗濯
この地方は雨が多く湿度も高い。
手洗いした場合、余程うまく絞らないと自然乾燥では翌日までに乾かない。
特に乾き難いのは靴下。登山用品店で速乾を謳う靴下を買ったが、生地が厚いためか乾き難くくて困った。
そこで、巡礼宿に乾燥機があれば、乾燥機を使った。
料金は2€~5€と様々。無料の処(準公営アルベルゲ)もあった。
洗濯機も有料で利用できるが、洗剤の具備は様々。(要持参)


◇イエダニ
巡礼宿(アルベルゲ)、ホテルを問わず、イエダニが居ると思った方が良い。
ポンテセスール(10/1)で泊まったマンションは綺麗だったので油断した。
翌朝、2ヶ所噛まれており、帰国した今も痒い。
翌日、衣類は全て洗濯し、それ以降、寝る時は寝具があっても持参した寝袋+インナーシーツを使った。


◇巡礼完歩証明書の申請手続きなど
同証明書はサンティアゴの巡礼事務所が発行するが、先に個人情報を登録する必要がある。
登録方法は二種類あって、
①同事務所到着後、備え付けの機械を操作して登録。
②予め同事務所のウエブサイトにアクセスし、事前登録する方法。
前夜、②の方法で事前登録した方が当日スムーズに事が運ぶ。
事前登録が完了すると、QRコードが発行される。同事務所でそれを見せるだけで、直ぐに完歩証明書が貰える。


◇持参品
ザック:Trail bum steady ウルトラ・ライト(485g品)
雨対策:前述参照
ストック:カーボンの軽量品2本(機内持ち込みOK)
下着:2着
長袖シャツ:2着
防寒具:フリースの上着+ニット帽
寝袋+インナーシーツ(580g)
医薬品:ツムラ68、湿布シート、陀羅尼助丸、正露丸、風邪薬、ビオフェルミン、ワセリン、バンドエイドなど
洗面具:歯ブラシなど一式、固形石鹸、速乾性タオルなど
洗濯キット:洗濯用洗剤、物干し用紐、ピンチなど
ノートパソコン+充電器(スマホ兼用)+2m電源延長コード+変換プラグなど
スマホ+イヤホン+充電コードなど
ミラーレス一眼カメラ+ミニ三脚+NDフィルター+バックアップ用SSDなど


◇荷物配送サービス
巡礼路には次の宿まで荷物(ザックなど)を配送するサービスがある。
つまり、空荷で歩けるのだ。(水程度だけ持参)
カナダから来ていた中国人母娘は利用していた。
訊くと、1回1個7€だとの事。
また、峠道で出会った逆打ちの日本人も、同サービスを利用していると、ご自身のFacebookに書いてあった。長距離(25~35㎞/日)歩く人は、利用しているのだろう。
私は利用しなかった。
理由は、それをやると、我々巡礼者仲間から蔑視されるから。(内緒でやれば騙せるが、自分は騙せない)
従って、荷物を極限まで軽くし、腰・膝への負担を軽減した。


◇時差
ヴァレンサ(ポルトガル)とトゥイ(スペイン)は同じ経度にあるが時差がある。
ポルトガルはリスボンに、スペインはマドリッドの時間なので、一時間の時差がある。


◇この旅で重宝したもの
①皆地笠(熊野古道の檜笠)

晴れていれば日傘、雨の時は雨傘となって重宝した。
雨の多い地方では必須アイテム。

②電源延長コード
壁付けコンセントが遠い場合が多く、電源延長コードは重宝した。

③充電器
ノートパソコン(12.5型)とスマホorカメラバッテリーを同時充電できる優れもの。
これにより、重いパソコン充電器とカメラ充電器が省かれ荷物の軽量化が図れた。

④物干し用の紐
ホテル泊の時、役に立った。
衣類を手洗いし、バスタオルで脱水後、張った紐に干した。
脱水出来ているので、一晩で乾燥した。


◇二つの道の巡礼者
サンティアゴ巡礼路と熊野古道を歩けば”二つの道の巡礼者”(Dual Pilgrim)を名乗れる。

(↑バッジ)
条件は、
①サンティアゴ巡礼路を100㎞以上歩く(自転車は200㎞)。要 押印済巡礼手帳、若しくは、完歩証明書。
②熊野古道の中辺路、小辺路など四巡礼路の何れかを歩く。要 押印済巡礼手帳

詳しくは

(↑↓画像をクリックすると拡大します)

サンティアゴ巡礼路の完歩証明書等と、熊野古道 各道の全ポイント押印済巡礼手帳を、田辺市観光センターへ提出すれば、共通巡礼の登録が出来、証書とバッジが受け取れる。

尚、サンティアゴ巡礼路へ行く前に、共通巡礼手帳を田辺市観光センターへ請求すれば、無料で送ってくれる。(感謝)

2024年10月8日火曜日

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道⑯ イスタンブール~関空

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ポルトからイスタンブール空港へ着いた。

ここでトルコ航空乗継だが、イスタンブール空港はやたら広いのか、着陸してから所定のゲート(降り口)まですごく時間がかかる。

乗継時間は2時間30分あるので、余裕だが空港が広く移動が大変。
関空行の搭乗ゲート表示が2時間前でないと表示しないので、スマホを空港Wifiに接続したりして時間をつぶす。
今回は、Wifi接続が出来た。
尚、ポルトガルとスペインで使っていたeSIMはトルコではネットに接続しなかった。多分、地域外だったのだろう。

時間通り、搭乗ゲート表示があり、ラウンジは、この時間帯(午前0時頃)は閉まっているだろうと思い探す事なく、搭乗ゲートに移動した。

今回はWifiが使えるので、ノートパソコンをネットに繋ぎ、搭乗ゲート前でBlogを記入したりして時間をつぶす。

実は、ポルト空港で話しかけてきた若い女性が居た。
私が皆地笠(熊野古道の檜笠(菅笠状))を被っていたので、日本人と巡礼者を確信して話しかけてきたのだが、イスタンブール空港でも同じ搭乗ゲートだった。
彼女は2ヶ月の予定で、四国八十八ヶ所巡礼に行き、更に、京都へも行く予定だと言っていた。
そこで、持参していた、熊野古道の説明パンフレットを渡し、熊野古道とサンティアゴを歩いて、二つの道の巡礼者(Dual pilgrim)になるよう勧めた。

(↑記念バッチ 私は既に持っている)
詳しくはここをクリック

彼女は四国八十八ヶ所巡礼が目的なので、熊野古道はパスらしいが、次回来てくれればそれで良い。

そんなことで、時間をつぶし、定刻に飛行機は離陸した。

今回は長距離なので食事が2回出る。トルコ航空はチョイスメニューでサービスが良い。
(フィンエアーではチョイス出来なかった。)
離陸後


着陸前

関空に、定刻30分前に到着。
早い到着は有難い。最終バスに余裕で間に合う。
四国巡礼の彼女とは逸れてしまったが仕方ない。無事の完歩を祈るのみ。


◇謝辞
今回のサンティアゴ巡礼ポルトガル人の道はこれで終了です。
拙いBlogを見て下さり有難うございました。

尚、総括を明日のBlogにアップしますので、宜しければご覧ください。


総括のBlogへ続く



2024年10月7日月曜日

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道⑮ ポルト~イスタンブール

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今日は帰国日。
午後4時50分のフライトでポルトを発つ。

それまで時間があるので、ドン・ルイス一世橋までぶらぶら歩いた。
ところが、急に雨が降りだし、大雨に変わった。夕立ちみたい。

小降りになるのを待ち、同橋に着いたが、


左岸の川べりにポートワインのワインセラーが並んでいる。


風が酷く、対岸に行くのを諦めた。

トリンダーデ駅に向かってぶらぶら歩く。
ポルトガルらしい町並み。



(↑サント・イルデフォンソ教会)


ボリャン市場(サー・ダ・バンデイラ通り)に立ち寄る。


この市場は活気に溢れていた。
チョコレートやドライフルーツなどお土産になる品物を安く買えた。


(↑キッコーマン醤油も)

更に歩いてトリンダーデ駅から地下鉄で空港へ向かう。
チケットは、買い方を教えてもらって、なんとかゲット。

ポルト空港 少し早く着き過ぎた。

出発3時間前のチェックインカウンター。既に込み合っていた。

制限エリアに入ってから、ラウンジを探した。
上手いことに、プライオリティパスラウンジがあった。
場所は、32番ゲート付近の2階で、結構広かった。
ただし、料理はイマイチ。ワインは飲み放題。





このラウンジは、パスポートコントロール手前にあるので、

時間に余裕をみて、出国した。

搭乗ゲート 出国時は天気が快晴になった。大雨でも良かったのに・・・


これからイスタンブールに向かう。



明日のBlogへ続く



2024年10月6日日曜日

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道⑭ サンティアゴ デ コンポステーラ~ポルト

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今日は移動日。
サンティアゴ デ コンポステーラからポルトへ長距離バスで移動する。
ポルトで時間があれば、世界一美しい書店(レロ書店)を見学する。

バスステーションはサンティアゴ鉄道駅の裏隣。
一昨日、時間が余っていたので、下見済。


今朝は曇り空。今にも降りそうだが、なんとか持ちこたえている感じ。
バス出発時間に余裕があったので、サンティアゴ大聖堂へ寄り道した。
早朝(8時過ぎ)なので、巡礼者が居ないだろうと思い行ったが、ちらほら居た。



大聖堂に寄った為に、下見の道とは異なり、迷いながら、出発前にバスステーションに到着。

プラットホームは出発直前に決まる。

ポルト行きの長距離バス。(Alsa)
バスはほぼ満席だった。

高速道路は海岸に近いところを通る。


国境のミーニョ川を渡る。左手がスペイン、右手がポルトガル

ポルト空港へ寄った後、終点のカンパーニャ バスステーションに定刻到着。

(↑バスステーションの建物 ↓鉄道駅)

ポルトも天気が悪い! もう 馴れてしもた。

ぶらぶら歩いて宿に着いた。

ポルトには、世界一美しい書店があり、そこへ行く。
”レロ書店”(Livraria Lello)と言って、外観は大したことは無いが、内部が素晴らしい。

特に、一階から二階への階段が美しく絶品。

レロ書店に入るには入場料(見学だけで8€)が要る。
昔は書店向かいにチケット売り場があったが、今はウエブサイトでチケットを購入する。

入場時間も決められている。
3時45分から入場を選んだので、3時ごろ行くと、雨の中長蛇の列。

(↑レロ書店外観)
店内は観光客でごった返しており、思う様に写真が撮れない。






まあ・・・凄い人だった。
殆んどの人は、本を買う事なく、有名な階段で写真を撮るだけ。
15分刻みに50人位入場するので、1時間当たり200人入場か?。

今回の観光はここまで。

移動の動画



明日のBlogへ続く