2014年11月30日日曜日

スーパー・ゴールド・カード


先日、スーパー・ゴールド・カードが届いた。

スーパー・ゴールド・カードとは、NZ政府がNZ社会に貢献した高齢者(65歳以上)や退役軍人に発行しているカードで、路線バスが無料だったり、その他の割引サービスが受けられる。
↑画像をクリックするとWebSite表示

日本でいう、公共交通の高齢者優待パスに他の割引サービスが加わったもの。
(神戸市であれば”敬老パス”+”すこやかカード”)

永住権保持者にも適用されるから有り難い。
(永住権をとってから何年経過などの規定は無い)

カードを得るには所定の書類を提出すれば良い。

先方の処理スピードも速かった。
11月17日(月)に書類を投函したが、発行日を見ると11月22日(金)なので、その週のうちに処理が終わった事になる。


試しに路線バスに乗ってみた。
カードを見せるだけで良く、当然ながら、何回乗っても、何処まで乗っても良い。

しかし、カード使用に制限がある、
週末や休日は無制限だが、平日のラッシュアワーに乗ると普通運賃を払わねばならない。
平日の午前9時までと、午後3時以降午後6時半までは有料)



日本も以前は公共交通機関の高齢者無料パスを発行していたが、市町村の財政悪化から最近は割引パスに変わり、我が神戸市も子供並の料金を支払っている。

NZは消費税が15%と高いが、福祉サービスは充実している。




2014年11月28日金曜日

図書カード


夕方、フェンダルトン図書館まで散歩に出かけた。

実は、12月10日からエイベル・タスマン・コースト・トラック約55kmをトラッキングする予定があり、少しでもトレーニングしておこうと散歩を始めたもの。

速足で歩けば、約20分で同図書館に到着する。

ここには日本語書籍コーナーがあって、半藤一利の”昭和史”が置いてあった。

明治以降の歴史は学校で習った事が無いので是非読みたくなり、借りるために図書カードを作った。

カードを作るのは至って簡単だった。
身分証明書2通と滞在を示す郵便物が有ればよい。
(旅行者であっても構わない)

身分証明書は、自動車運転免許証などで足りる。
ただし、住所を異にする保証人が一人要る。

必要書類が揃っていたので10分ほどで図書カードを発行してくれた。

戦前篇をさがしたが無かった。貸し出し中かも知れない。

ちなみに、滞在を示す郵便物を示さ無かったら、一度に4冊の制限があるが、郵便物を示すと一度に30冊まで借りることが出来る。

本の返済は4週間先でよい。
(DVD:1週間、雑誌類:2週間)


借りる手続きも簡単だった。
全て自動化しており、スーパーマーケットのレジのような機械(バーコード読み取り機)を通すだけで良い。
操作は全て借り手が行い、図書館の職員はタッチしない。











2014年11月24日月曜日

久しぶりの潮干狩り


昨日、天気が良かったので、久しぶりにカイアポイ海岸に潮干狩りに出かけた。
ここは、今年の2月にも来たところ

波打ち際から水に少し入ると、貝はウジャウジャいる。
ヨーロッパ移民はこの貝を食べないので、潮干狩りをしている人はまばら。

15分ほどでこれだけ獲れた。
幾らでも獲れるが、これだけあれば充分なのと、水が冷たく、長居は体に良くないのでやめた。

この貝は”ピピ”と言って日本のアサリもどき。
食べると美味しいが、塩抜きに時間がかかる。

日本のアサリだと2時間ぐらいで塩抜きが出来るらしいが、ピピは途中で水替えをしながら一昼夜置いた。



電子レンジで焼いて試食したら砂が抜けていたので、ワイン蒸しを作った。

今夜はワインで乾杯だ!




2014年11月19日水曜日

不動産売買 オークション結果


先週末(15日)に見学した3軒のオープンホームの内、2軒のオークションが今日あったので、会場に出かけてオークションの様子を見学した。

オークション会場はクライストチャーチ空港に近いゴルフ場のクラブハウス。
この会場には今年2月にも来た事があった。



今回のオークションは12時から始まる。
会場風景

今日のオークションは、この会場だけで17件だった。
それを3時間ほどで売りさばく。

お目当ての物件は1時前後に始まった。

◇先ず、94a Maidstone Rdの物件
築約54年の木造住宅、間取りは3LDK。
窓枠はアルミサッシに改修済み。ただし、ガラスは一部ペア・ガラスながら、大部分はシングル・ガラス。
土地面積:1133/2=566.5㎡(2軒の共有)
延べ床面積:約110㎡
政府評価額:$405,000(固定資産税評価額)

オークション落札額:$425,000

何故か、人気が無かった。
$300,000からスタートし、40万ドル後半まで行くかと見守ったが、あまり競り合うことなく終わってしまった。


◇次いで、51 Maidstone Rdの物件
築約50年の木造住宅、間取りは3LDK。
窓枠は木製。シングル・ガラス。
土地面積:607㎡
延べ床面積:約130㎡
政府評価額:$490,000(固定資産税評価額)

オークション落札額:$592,000

こちらは、人気があった。
$410,000スタートで、後半は千ドル刻みで競り合い、60万ドルまで行くかと思ったが、片方が力尽きた。

何故、この物件がこれほど人気があるのか解らない。
先の物件と比べると、家は汚かったし、窓枠は木製なので隙間風が入る。

まぁ・・・気に入った人が複数人いるとこの様な結果になる。
会場では、落札者に大きな拍手が沸いた。


しかし、オークションは何時もドキドキして面白い。
競売に勝って涙を流し、負けて涙を流す。
ここには人間ドラマがある。




2014年11月15日土曜日

不動産売買 オープンホーム


我が家の近くでオープンホームがあったので出かけた。

オープンホームは、販売物件(不動産)の内覧会で、開催日を決め、一回当たり30分ていどオープンしている。

開催日は土日に集中するので、今日は徒歩数分のところで3軒のオープンホームがあった。

この物件は築約54年の木造住宅で、日本でいう”3LDK”の物件。
販売形態がオークションなので、価格は分からない。

土地面積:1133/2=566.5㎡(2軒の共有)
建物延べ面積:約110㎡
政府評価額:$405,000(日本の固定資産税評価額)


この物件は築約50年の木造住宅で、間取りは”3LDK”。
オークションなので価格は分からない。

土地面積:607㎡
建物延べ面積:約130㎡
政府評価額:$490,000(日本の固定資産税評価額)



この物件は築約27年の木造住宅で、”3LLDK”。
オークションなので、いくらで落札するか分からない。

土地面積:610㎡
建物延べ面積:約200㎡
政府評価額:$610,000(日本の固定資産税評価額)


ニュージーランド(NZ)は中古物件の売買が活発で、築50年の住宅は新しい方。築100年の木造住宅でも売買される。

何故、売買が活発かと言えば、NZ人は家に執着心が無い。
日本人は、”家は一生モノ”の考えが有って、手に入れたマイホームを手放すには一大決心がいるが、NZ人は”必要な時に必要な家に住めば良い”との考えで、ライフスタイルに合わせて家も変えてゆく。

家の販売形態はオークションが一般的で、その方が高く売れるのかどうかは分から無いが、全成約件数の2/3がオークションで成約する。

今日見学した3物件ともオークション取引だったので、当日立ち会って、幾らで落札するか調べてみたい。


なお、この地区は住環境が良く、土地の地盤も良い。(TC1地区)
従って、落札価格は高値になると予想される。



◇地盤について
2011年2月22日の地震で、市内の多くの場所で地盤の液状化現象が起こり、それを機に住宅地の地盤がTC1、TC2、TC3にランク分けされた。

TC1が良好な地盤で、TC3が軟弱な地盤、TC2は中間の地盤となる。

TC3よりも悪い地盤の地区(レッドゾーン)もあるが、現在そこに居住することは出来ない。
レッドゾーンの住民は移転させられた。

クライストチャーチの地盤に関してはここをクリック






2014年11月13日木曜日

A&P ショー


今年も、A&Pショーがカンタベリー農業公園で開催されているので出かけた。
A&Pショーとは、ニュージーランド最大の農業と牧畜ショーの事で、それらに関係するあらゆる物が出展されている。

カンタベリー農業公園はCHCH市中心部から南西に位置し、我が家からは車で約10分で行ける。

同公園の広さは145ヘクタールあるので、駐車場から会場まで無料シャトルバスを運行している。

会場に到着した。

ここは、臨月の羊ばかり集めたところ。
 ↓出産直後で胎盤を引きずっている。
 ↓出産を終えた羊たち

アルパカたち。


羊が固まっている。


ここは、羊の毛刈りショー




子供の遊び場もある。



古い発動機のコーナー
1900年代前半のものが多く、立派に動いていた。





農機具コーナーで





2014年11月11日火曜日

クスリ が届いた


薬と言っても、危ない話ではない。

日本で歯の治療をしていた。
出発直前に治療が終わり、安心してNZに来たものの、着いて一週間で再発した。

歯科医(神戸市)に電話し、相談したところ、薬を送ってもらう事になった。
虫歯では無いのと痛みも無いので、化膿止めの薬で半年間は持たそうというもの。

薬は義歯の容器に入っていた。
歯科医らしい。




ワラビとり


天気が良かったので、午後からワラビ採りに出かけた。

行き先は、クレーター・リム・ウォークウェイで、先ずレストラン”サイン・オブ・キーウィ”(地震後休業中)に向かう。

同レストランからカンタベリー平野を望む。

去年もここから歩き出して、途中でワラビ採りに夢中になった。

この駐車場に車を置いて歩いても良いが、車で移動した。

ウォークウェイに入る。

今の時期は、この花が咲き誇り、山中を覆っている。


ワラビは無数にあがっている。

NZ人はワラビを食べる習慣が無いので、採りに来るのはアジア人ぐらい。

韓国人の二人連れが居たので、アニョハセヨーと声を掛けたら、発音がネーチィブに聞こえたのか、同国人と間違えられ、次々と話しかけられて、日本人だとバレてしまた。


30分ほどで、必要量採れたので止めた。