2010年5月31日月曜日

買い物

今日の買い物は、市中心部から少し南に下がったところにあるパッキン セーブまでのお供。



CHCHで土産物を買う時、旅慣れた旅行者なら大聖堂前広場近くの免税店には行かず、そこからコロンボ ストリートを南に10分くらい歩いた処にあるサウス モール(スーパー)に行くと思うが、パッキン セーブはサウス モールから100mくらい東側にある。

パッキン セーブ内部は、倉庫に棚を作り、そこに段ボール箱に入った商品を積み上げてある感じ。ただ、青果物や食料品などは一般のスーパーと同じ。とにかく何でも揃い品数が豊富なのと、価格が安いので休日などは多くの買い物客で込み合う。
育ち盛りの子供がいるのか、大型のトローリー(買い物用カート)に山盛り商品を入れてレジに並ぶ客もある。

ここはガソリンスタンドを併設している。

セルフサービスのガソリンスタンド。係員は不在。用があればインターホンで呼ぶ。
ガソリンスタンドの東隣はニッサン自動車の販売店。

パッキンセーブで買い物をすると、ガソリンの割引サービスがある。

今日は、$80以上買うとガソリン1リッター当たり10セントの割引。
日本流に言うと、8千円以上買えばリッター10円の割引。

レジで買い物の精算をすると買い物明細とは別に割引券をくれる。(上の写真左側)
割引券に表示してあるバウチャー コード(ピン ナンバー)を給油前に給油機に打ち込めば10セント割引される。(割引券の有効期間は10日)
レジはどんなカードでも使えるが、こちらは愛用しているアメックスが使えない。
また、割引券の表示と給油機の表示が食い違うので、初めての場合はなかなか上手くゆかない。

2010年5月30日日曜日

お好み焼き

NZで喜ばれる料理にお好み焼きがある。
3年前に来た時に、結婚式のアフター パーティに集まったキーウィ達に 豚玉やイカ玉 を振る舞ったところ、ものすごく好評であった。
マヨネーズとお好み焼きソース(とんかつソース)をグチャグチャに塗りたくった上にカツオと青のりを振りかけただけだが、その味が何とも言えないのだという・・・
キーウィの女性から「レシピは多分秘密だろうけど、何とか作り方を教えてもらえないか」と丁重に頼まれたので、レシピを作り彼女にメールで送ることにした。

(3年前に作ったレシピが娘宅から出てきた)
写真をクリックすると拡大します。拡大した写真をクリックすると更に拡大します。

こちらには、山の芋(自然薯)が無いのでジャガイモをすり潰して入れたり、薄切り豚肉は一般の店では置いてないのでベ-コンで代用したりで、苦心したレシピになっている。
こちらでは、とんかつソースなどは日本の3倍くらいするが、ほとんどのスーパーに置いてあるのでレシピ通りの事はできる。
しかし、彼女が上手くお好み焼きを焼けたかどうかは分らない。

2010年5月29日土曜日

スキー場オープン

今週末は急に冷え込んで南のダニーデンやクイーンズタウンでは雪が降り、クイーンズ タウン近くのコロネット ピーク スキー(Coronet Peak)場が来週(5/31~)オープンすることになった。(こちらは太陽が北にあり、南に行くほど寒くなる)

コロネット ピーク スキー場には7年くらい前に一度だけ行った事がある。クイーンズ タウンからシャトルバスで30分くらいで到着し交通の便がいい。ゲレンデは日本の山間コースと違い、だだっ広く、牧場で滑っているような感じ。リフトはそんなに多くないが、ゲレンデはどの方向にでも滑れるのでコースは無数にある。下界の景色を見ながら滑るのは、また格別。貸しスキーも充実しており、普通の服装で行っても滑ることができる。(ただし、転ばずに滑れたら)

クライストチャーチ(CHCH)近くのスキー場は
(写真をクリックすると拡大します。拡大した写真をクリックすると更に拡大します)

一番人気のスキー場はマウント ハット(Mt. Hutt) スキー場で、CHCHから西に車で2時間半くらいで行ける。
上の案内図にはスキー場がたくさん出ているが、リフトが無いスキー場もあるので事前に下調べが必要。

◆KSCのスキークラブの皆さん
この夏 NZに来ませんか???

2010年5月28日金曜日

オークション

今日は大手不動産会社ハーコート(Harcourts)の不動産オークション会場に行ってみた。
会場にはだれでも入れる。
会場の風景。物件をプロジェクターで映してある。

ほぼ満席の会場。人気物件があるときは満席になる。

前方左手にハーコートのオークション担当者が立ち、画面に映した物件の説明から始まる。
そして、始値を会場に聞くが、ほとんどの場合はみんな黙っているので、担当者が政府評価額から10万ドル程度低めの価格を提示してオークションが始まる。
通常、最初の上げ幅は1万ドルで、競ってきたら1千ドルになり、百ドル刻みになるが、時には1ドルの声がかかることもあり、会場から失笑が漏れる。
まぁ・・・ 1ドルでも高ければ落札できるので、お隣の国(人口十三億人の国)の人たちは失笑など平気でコールする。

会場にはだれでも予約なしで入れ、服装などの制約はない。
注意しなければいけない事は、むやみに頭をかかない事。手を挙げたのと間違われ、ハンマーが振り下ろされると、そこで落札した事になる。その場合、直ぐに契約し契約金(決定金額の一割)を支払うことになる。

人気物件は競りあがってゆくが、人気のない物件は応札者なしで流れる場合がある。
また、応札者が一人だけで競りあがらず、売却希望価格に届かない場合は、オークションを中断して別室でオーナーとの値段交渉(ネゴ)に入る。お互いに歩み寄らなかったら流れてしまう。

上の写真は今日のオークション物件。(写真をクリックすると拡大します)


ハーコートのオークションと非オークションの成約件数比。
オークションが65%で、成約物件の3軒のうち2軒がオークションで売買される。

◆コーヒーブレイク
ここまで読まれた方は、オークション会場での早口の説明や会場とのやり取りなどを全部聞き取り、全てを理解して帰ったのならすごい英語力だと思われるでしょうが、会場で分ったのは競りあがっていく競売価格だけで、後はサッパリ分らんかった。 チャン チャン・・・

2010年5月27日木曜日

不動産情報誌

日本の不動産広告は新聞折り込みチラシとか宅配チラシが主なものですが、クライストチャーチ(CHCH)は無料情報誌が毎週出ます。

この情報誌はブルーブック(Blue book)。
NZの大手不動産会社Haercourtsが出しているのものでページ数は150ページくらい。
内部を紹介すると

最初の10数ページは会社自慢の物件が並んでいる。

一般のページは上の写真のような構成

裏表紙にCHCHの同社販売員(agent)トップ30が出ている週もある。
トップグループはほとんど女性が占めている。




上の二つは中小業者数社の物件を掲載しているリアルター(Realtor)とプロパティプレス(Property Press)

いずれも毎週水曜日に発行され、市内各所にある不動産業者の営業所前などに置いてある。
不動産を探している人はこれを手に入れて気に入った物件があればその週末に開催するオープンホームに行ったりして実物を確認する。

写真ではきれいに撮れているが、築50年から100年の物件が多く出回るので、写真と実物の落差を知ることになる。
今日行った家は築40年と新しいが、基礎が不同沈下しており、床にリンゴを置いてみると見事に転がった。

建物の価格は築年数にかかわらず良く改修され、手入れが行き届いていれば高い値段が付く。

2010年5月26日水曜日

小学校

家の近くを散歩していたら小学校があった。


マイレハウ小学校(Mairehau primary shool)

大阪府の橋下知事が校庭の芝生化を言っているが、こちらの校庭は全部芝生。
公園と見間違うが、手前が校庭(運動場)で、ズーッと奥にあるのが校舎。

NZの小学校は6年制で、子供が5歳の誕生日を迎えたら小学校に通い始めます。
学年度は1月末から12月半ばまでで、4学期に分かれています。
12月後半から1月末の学年末は夏休み
余談ですが、真夏にサンタクロースが赤い綿入りを着こんでソリに乗ってやってきます。

Miakiは4月末の生まれだから、1年生は7.5ヶ月だけ。1年間通学しなくても2年生になれる。12月10日生まれの子供は学校に数日通っただけで2年生になるのかなぁ~ ようわからん。

2010年5月25日火曜日

シニア ハウス

NZは独立した子供と一緒に暮らす習慣がない。つまり、日本でよくある三世代同居なんてものは、こちらでは聞いたことがない。従って、高齢になっても夫婦だけ、または、一人暮らしが普通。
高齢者が利用するなかにシニア ハウスがある。日本では、4~6千万円の利用権を払って入居する高齢者向けケア付き集合住宅があるが、こちらのハウスは所有権で、自由に売買もできるが、入居者には年齢制限(夫婦のいずれかが60歳以上)がある。
建物は連棟の平家建てで、間取りは概ね日本でいう2DK+車庫1台+小さな専用庭。
価格は新築物件で20~40万ドル。(日本でいうと2~4千万円)

これは、高級住宅地のフェンダルトンにあるシニア ハウス




こういったシニア ハウスは最近に建ったもので、水回りなど設備面では使い易く設計されている。また、窓ガラスもペア ガラスになっており、省エネ、防音仕様になっている。

NZでは築100年の家でも価格が付いて取引されている。使い易いように台所などは改修されているが、窓枠は木でガラスも当然シングル。隙間風を防ぐのに外部からコテコテにペンキを塗って 開かずの窓 になっている家もある。また、窓台(窓の下枠)を指で押すとズボッと指が入る様な朽ちた家でも取引されている。

そう云った家に暮らす高齢者は家や庭の手入れが大変なのと、不動産価格が高騰したので自宅を高く売って、便利で快適なシニア ハウスで暮らしているものと思う。

2010年5月24日月曜日

グリーン ゴミ

クライストチャーチはガーディンシティと呼ばれているとおり、街全体が公園で、公園の中に家があるようなもの。
各家庭から出る植木ゴミは相当なもので、とても生ゴミのゴミ箱(Garden & Food Bin)に入れて出せる量ではないと思っていたが、やはりそうだった。

乗用車の後ろに付けたトレーラーに積んで捨てに来る。


このゴミは破砕して堆肥化する。(堆肥化工場は別の場所)

植木ゴミや粗大ゴミは有料でシニア割引もある。

業務用(植木屋などが持ち込む)のガーデン ゴミは$7.5/ton 一般ゴミは約$20/tonとのこと。

処理場ゲート  (リカトン近くの処理場)


ガラス瓶は砕いて道路の路盤材にリサイクルしていると聞いたが、このゲート奥には破砕後のガラス屑が山と積まれ、雑草が生えていたから相当の期間野ざらしにしているらしい。

◆ところで
西日本は大雨で、兵庫県は避難勧告を出した地域があるようですが、神戸市東灘区の情報があればコメントを入れてください。

2010年5月23日日曜日

資源ゴミ

資源ゴミを個人で処分する場合はここに持ち込んで分別しながら捨てる。
ここは、粗大ゴミ捨て場の手前にあり、料金はかからない。


段ボール箱などのコンテナ


牛乳紙パック、スーパーの買い物袋、ガスボトルなど


車の廃油


金属類



白物家電類

冷蔵庫などは少しぐらい古くてもガレージセールで売ってしまうので、ここに捨てに来るのは少ないと思うが・・・

2010年5月22日土曜日

粗大ゴミ

毎日粗大ゴミ扱いをされている私にとっては他人事とは思えない。今日はパパヌイのノースモール近くにあるゴミ処分場に行ってみた。
ここは有料のゴミ捨て場でトラックスケール(車ごと乗れる秤)付きのゲートがあり、システムは日本とほぼ同じ。
(一般家庭のゴミ箱から収集したゴミ類は別の処理場らしい)

外観は日本の処理場に似ているが、建物は平家建て。


トレーラー(乗用車にリアカーを付けたような物)に積んできて何でもかんでも放り込んでゆく。

ピットの深さは1mくらい。家具や段ボール箱、パソコンのモニターTVなどが転がっている。

従業員が資源ゴミと一般ゴミに仕分けをしているが、どの程度の精度で仕分けするかは疑問。
一般ゴミは圧縮してコンテナに詰め込んでしまう。
落ち葉類も一緒に圧縮してコンテナに詰め込んでいた。

このピットで圧縮する。

ピットの外側に置いてるコンテナに圧縮して詰める。手前のトラックで搬出する。

搬出先は40~50Km離れた処理場で、燃やさずに地面に埋めてしまう。

2010年5月21日金曜日

今日はゴミの日

ゴミ出しはいずこも同じで男の仕事。
毎週金曜日がゴミの日で、各家庭から出た大きなごみ箱が道路に並ぶ。


今週の収集ゴミは生ゴミ(緑)と一般ゴミ(赤)。収集の際、ゴミ箱を機械で持ち上げるので50cmくらい間隔をあけて置いておく

こちらも去年からようやく分別収集に変わり、市から各家庭に3個のゴミ箱が配られた。生ゴミと一般ゴミ、リサイクルごみに3分別する事になり、ゴミ箱の蓋の色で何のゴミかを見分けられる。


緑色は生ゴミとガーディニングで出た植物を入れる。生ゴミなどは収集して堆肥化するので、生ゴミを包んでいたビニール袋などは一般ゴミの箱に入れ処理場での仕分け手間を省き、直ぐに堆肥化できるものだけをゴミ箱に入れる。

(写真をクリックすると拡大します。拡大した写真を更にクリックすると更に拡大します)
NZの台所シンクの排水口にはディスポーザー(粉砕機)がついており、生ゴミや残飯をガッガッガァ~と粉砕して下水に流していたが、今もそれはOKらしい。

赤色は一般ゴミ


黄色はリサイクルごみ

リサイクルごみに入れる物は

ブリキ缶、ガラス瓶、プラスチック、紙などを一緒にゴミ箱に入れて出せば、そのまま収集し、工場で破砕して機械で分別するものと思われる。この方が収集手間が省けて効果的。神戸市などもこれと同じ方法。
と・・・ 思っていたが、娘婿が帰宅したので聞いてみたら、手作業で分けているとの事。まぁ~ 日本人のように利口(clever)ではないので、うなずける。

ただ、ごみ箱(Bin)にはリサイクルごみだけを入れ、ビニール袋などに入れては出さない。
これは良い事で、日本はビニールのゴミ袋に入れて出すので、そのゴミ袋を取除くのに手間がかかっている。(神戸市では除袋作業を機械化しているが、機械で取除けるのは3分の1で、後は手作業で取除いている)

(写真をクリックすると拡大します。更にクリックすると更に拡大し、文字が読めます)
ゴミ収集は生ゴミ(緑)は毎週一回、一般ゴミ(赤)とリサイクルごみ(黄)は交互に隔週に収集。

収集後、一般ゴミは地中に大きな穴を掘って埋めている聞いた。CO2が出るから焼却はしない。人口が少なく、土地がたくさん余っているから出来ること。ただ・・・ 予想以上にゴミが多く出て市当局は困っているらしい。