今日は火曜日だが、”聖ヨハネの日”で祝日だった。
昨日も”夏至祭”の振替休日か何かで祝日だった。
従って、今日のリガは4連休の最終日。
旧市街地から少し離れた処にある”KGB博物館”へ出かけた。
距離は1.5㎞なので、徒歩で行っても良いが、路線バスを利用した。
チケットを買ってタッチしなければならない。
チケットを買おうと、女性運転手に話しかけると、”今日はタダよ!”、”みんなタダよ!”って言っている。
祝日はフリーにしているのかも知れない。
無賃乗車が出来る! 有り難い!
”KGB博物館”は10時オープンだろうと、決め込んで来たが、10時半オープンだった。
筋向いのカフェで時間潰し。
ところが、10時半になっても扉は開かなかった。
待っていたのは6名だったが、その中の、この地の事情に詳しそうな人が、今日は祝日だから”KGB博物館”は休館だろう。って言いだし、待っていた全員納得。
今度はリガ中央駅南側の”科学アカデミー展望台”へ。
ここなら、祝日でもオープンしてるだろうと、路線バスで向かう。
今日は幾ら乗ってもタダよ! って訊いているので、短い区間でも乗ってしまう。
シニアは無料かと思って年齢を言ってみたが、€8とられた。
展望台からの眺望は素晴らしい。
右手の奥にある高い塔は、TVの電波塔で最高地点は368.5m、ヨーロッパで3番目に高い塔らしい。
この近くに”リガ ゲットー博物館”があったので、そちらに立ち寄った。
正式名称は”リガ ゲットー及びラトビアホロコースト博物館”
日本語の説明書も用意されていた。
内部展示は目を覆いたくなるような写真が多い。
1942年に殺された人たち。
杉原千畝さんの展示コーナー
“私たちは助けようと決めました”と書かれてあるので、杉原千畝さんの奥さんだろう。
だが、実際は、政府上層部(東条英機)の内諾を得ていたものと思われる。
でないと、満州経由で日本までの長距離、一介の領事代理(公務員)に出来るはずがない。
約6千人のユダヤ難民の命を救った。
この博物館は一見の価値があります。
午後から雨が降り出した。
路線バスで旧市街地中心部の”ラトビア占領博物館”に戻ってきたが、ここも祝日で閉館だった。
今日はここまで。
明日のBlogへ続く