災害時、スマホの電波が停まることがあります。
能登半島地震の際は約半月停波しました。
◆ 衛星通信でショートメッセージ(テキスト)を送信
電波が届かない圏外でも、衛星を介して救助を要請したり、安否確認などメッセージを送ったりできます。
◇ iPhone の衛星通信(iPhone 14以降)
- 緊急SOS(110/118/119番)
- 緊急通報番号に電話をかけ、繋がらない場合に表示される「衛星経由の緊急テキスト」をタップします。
- 画面の指示に従い、iPhoneを空(衛星)に向けます。
- メッセージ送信(iOS 18以降)
- Wi-Fi・モバイル通信が圏外になると、メッセージアプリに「衛星経由で“メッセージ”を使用」という選択肢が現れます。テキストや絵文字の送受信が可能です。
◇ Android の衛星通信(Pixel 9以降 / 各キャリア)
- Google
独自の「衛星SOS」 (Pixel 9以降)
- 緊急電話が繋がらない際に表示される「衛星SOS」アイコンをタップします。
- 質問票に回答し、画面の指示に従い屋外で空が開けた場所に端末を向けます。
- キャリア提供の衛星通信サービス (au Starlink Directなど)
- 対象機種: Pixel 8a を含む、au・ドコモの対応機種。
- 使い方: 2025年4月より順次開始されています。空が見える屋外の圏外エリアに入ると、 自動的に衛星に接続され、対応アプリ(メッセージ等)で通信が可能になります。
◇
事前準備・共通のポイント
- 屋外で利用: 衛星通信は建物内や木の下では繋がりません。空が見渡せる屋外で使用してください。
- 練習(デモモード): iPhoneやPixelには衛星通信の「デモ」機能があります。設定画面から一度 試して操作に慣れておくことが重要です。
◇
Androidの対応機種
ソニー (Xperia)、シャープ(Aquos)などが対応しています。
詳しくは、各キャリアへ問い合わせるか、「対応機種一覧」をご確認ください。
◆ 災害用統一Wi-Fi 「00000JAPAN」 ファイブゼロ ジャパン
大規模災害時にキャリアを問わず無料で開放される公衆無線LANです。
主要な通信キャリアが街中に設置している、普段は有料・会員限定のWi-Fiスポット(アクセスポイント)が、大規模災害時には一斉に「00000JAPAN」へと切り替わります。また、避難所などでは、支援物資として衛星通信ルーターや移動電源車が届いた所(避難所など)から、救命線として機能し始めます。
- 使い方(共通)
- スマホのWi-Fi設定をオンにする。
- ネットワーク名(SSID)「00000JAPAN」を選択する。
- メリット: パスワードや認証不要で、誰でもすぐに接続可能です。
- 注意点: 利便性優先のため通信が暗号化されていません。クレジットカード情報やパスワードの入力、ネットバンキングの利用は避け、安否確認やニュース閲覧に留めてください。
- スポットの見つけ方:各キャリアの「災害専用特設サイト」や、SNSでリアルタイムにアナウンスされます。
◇ 停波地域での有効性
「00000JAPAN」は魔法のようにどこでも繋がるわけではなく、あくまで「生きているWi-Fi設備を誰にでも開放する」仕組みです。
発災直後: 停波・停電している地域では使えません。



































