skip to main |
skip to sidebar
ボーデン駅で寝台車に乗り換え、
ストックホルム中央駅まで夜行寝台車の旅。
寝台車を紹介すると。
男女混合部屋を指定。
部屋は、3人部屋を2人で使用。
シャワー室もある。
試しにシャワーを浴びてみたが、お湯の出は悪く、浴びた気がしなかった。
ただし、バスタオルは具備。
出入り口の鍵。
プラスチック製で、ドアーに差し込んで使うが、引き抜くのに一苦労。
引っかかって抜けない!
思いっきり引く必要あり。
定刻(9:48)にストックホルム中央駅着。
何時ものパターンで、観光案内所で地図を貰い、宿舎(アパート)への行き方を訊く。
アパートまで中央駅から徒歩約15分。
バス、地下鉄もあり、地下鉄なら中央駅から2駅目。
次いで、観光予定の市庁舎などや、出国予定の港をマップにマーキングして貰う。
荷物(スーツケース)が有るので、地下鉄を選ぶが、初めてなので、全く要領が分からない。
窓口で訊ね、チケットは3日乗り放題にした。
250SEK+カード代20SEK。
アパート着。ここに3泊する。
便利な処やった。
近くにスーパーマーケット(Coop)も有る。
日本のカップ麺も有った。
明日のBlogへ続く
今日はストックホルムへの移動日。
列車はキルナ(Kiruna)駅18:34発なので、宿に荷物を預けてキルナの街を散策する。
キルナは北極圏に位置し、冬のシーズンであれば、近くにアイスホテルがあり、オーロラが見えるらしいが、今の時期は何もない。
見えるのは、鉱山の街というだけ。
昔、地理の授業で”鉄はキルナ”(刃こぼれするので鉄は切るな)と覚えさせられた位有名なスエーデン鋼の街で、観光施設は無い。
バスターミナルから露天掘り跡を見渡される。
今は地下を掘っており、街の下まで掘り進んでいるので、街を別の場所に移転する計画が進んでいるらしい。
教会が街の中心部にあった。
完全な木造。
内部は質素な造りで、スペインにあったキンキラ金とは全く違う。
バスターミナル横のレストラン。
ここは、伝統的なスエーデン家庭料理が楽しめる。
”ショットグラール”と言ったらこれが出てきた。
ミートボールを想像していただけに、間違ったのかな~ぁ って思い、問い直したがこれらしい。
ビールも旨かった。
住宅地を歩く。
日本の街並みとは違い、広々している。
住宅の庭で目立つ”ナナカマド”。
日本であれば、北アルプスなど高地でしか見られないが、ここでは庭木として植えてある。
それと、これもナナカマド同様に高地で咲く、トリカブトが庭で咲いていた。
色違いも。
猛毒の植物だけに気になる。
18:15 バスターミナルから無料シャトルバスでキルナ駅に着く。既に列車が待っていたが、ストックホルムとは反対方向(アビスコ方向)に向いている。
それに、寝台車ではない。
車掌に聞くと、どうもこれで良いらしい。
それに、この時間(18:34)に発車する列車はこれしかない。
車掌が”ボーデン”と何度も繰り返していたのが耳に残る。
バスターミナルで一緒だった、ストックホルムに戻ると言った女性も乗り込んだので、我々も乗車した。
列車が北に向かったいたのが気になったが、思わぬ物が役に立った。
トレッキングのルート外れ防止に持ってきたGPS。
Garmin Etorex 20x (並行輸入品の安物)
スマホはインターネット接続が無いと上手く地図を表示しないが、Garminは大丈夫。
北に向かっていた列車は、Uターンして南に方向を変えていた。
これで一安心。
しかし、寝台列車でない!
車内で乗客に訊いたところ、ボーデン駅で寝台列車に乗り換えるらしい。
ボーデン(Boden)駅まで、キルナから4時間弱。
ボーデン(Boden)駅でホーム向かいの寝台車に慌ただしく乗り換える。
明日のBlogへ続く
今日はキルナへ戻る。
本来であれば、キルナに荷物を預けて、王様の散歩道を歩いてアビスコに着いているので、預けた荷物を取りにキルナに戻らなくてはならない。
列車は12:26発なので、それまで近くを散策する。
苔桃が無数に生えている。
苔桃の木から生っている赤い実が”リンゴンベリー(Lingonberry)”。
北欧では伝統的な食材として食べられ、昨夜の夕食にも添えられていた。
栽培される事はなく、野生の実を摘んでいるらしい。
他に、ジャムなどにも加工されている。
川沿いを下り、周遊して宿に戻る。
余裕を見て、駅へ出発。
玄関脇に秤があり、ザックの重量が分かる。
長距離バスの停留所も鉄道駅近くにある。
鉄道駅には暖房の入った待合所だけある。
改札口や駅舎など無い。
列車は時刻表通り運行。
定刻にキルナ着。
鉄道駅は街はずれにあるので、列車の到着時刻に合わせて、駅前に無料シャトルバスが待っており、
市中心部のキルナバスターミナルまで乗せてくれる。
伝統郷土料理を食べ、地ビールで乾杯。
これで、今回のトレッキングは全て終了した。
明日のBlogへ続く