今日はストックホルムへの移動日。
キルナは北極圏に位置し、冬のシーズンであれば、近くにアイスホテルがあり、オーロラが見えるらしいが、今の時期は何もない。
見えるのは、鉱山の街というだけ。
昔、地理の授業で”鉄はキルナ”(刃こぼれするので鉄は切るな)と覚えさせられた位有名なスエーデン鋼の街で、観光施設は無い。
バスターミナルから露天掘り跡を見渡される。
今は地下を掘っており、街の下まで掘り進んでいるので、街を別の場所に移転する計画が進んでいるらしい。
教会が街の中心部にあった。
完全な木造。
内部は質素な造りで、スペインにあったキンキラ金とは全く違う。
バスターミナル横のレストラン。
ここは、伝統的なスエーデン家庭料理が楽しめる。
”ショットグラール”と言ったらこれが出てきた。
ミートボールを想像していただけに、間違ったのかな~ぁ って思い、問い直したがこれらしい。
ビールも旨かった。
住宅地を歩く。
日本の街並みとは違い、広々している。
住宅の庭で目立つ”ナナカマド”。
日本であれば、北アルプスなど高地でしか見られないが、ここでは庭木として植えてある。
それと、これもナナカマド同様に高地で咲く、トリカブトが庭で咲いていた。
色違いも。
猛毒の植物だけに気になる。
18:15 バスターミナルから無料シャトルバスでキルナ駅に着く。既に列車が待っていたが、ストックホルムとは反対方向(アビスコ方向)に向いている。
それに、寝台車ではない。
車掌に聞くと、どうもこれで良いらしい。
それに、この時間(18:34)に発車する列車はこれしかない。
車掌が”ボーデン”と何度も繰り返していたのが耳に残る。
バスターミナルで一緒だった、ストックホルムに戻ると言った女性も乗り込んだので、我々も乗車した。
列車が北に向かったいたのが気になったが、思わぬ物が役に立った。
トレッキングのルート外れ防止に持ってきたGPS。
Garmin Etorex 20x (並行輸入品の安物)
スマホはインターネット接続が無いと上手く地図を表示しないが、Garminは大丈夫。
北に向かっていた列車は、Uターンして南に方向を変えていた。
これで一安心。
しかし、寝台列車でない!
車内で乗客に訊いたところ、ボーデン駅で寝台列車に乗り換えるらしい。
ボーデン(Boden)駅まで、キルナから4時間弱。
ボーデン(Boden)駅でホーム向かいの寝台車に慌ただしく乗り換える。
明日のBlogへ続く
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