2017年3月5日日曜日

カンタベリー・ジャパンディ 2017


今朝は快晴。
二年ぶりにジャパンディにやって来た。



思い思いの出店があり、とりあえずは、一回りする。

毎年、知人が出している店に戻って、梅干し入りのオニギリや梅ジュースを買った。
知人はクライストチャーチで梅園を持ち、収穫した梅をジャムやジュースに加工している。もちろん、梅干しもある。
オーガニック栽培をしているとのこと。

品種は南高梅をはじめ数種類あるらしい。日本であれば、至る所に梅の木があるので、一本でも実を付けるが、此方ではそうもゆかない。
受粉樹として数種類植える必要がある。

そこでミーシャに出会う。
↑ 今年も浴衣で来た
ミーシャはMiaki()の友達。
学期末休暇の時、Miakiと共に預かった事もあり、顔を見かけたら寄って来てくれる。
浴衣姿が可愛い。

野外ステージがMiakiたちの番になったので見に行く。
日本語補習校 幼稚園年長組の海賊たち


Zumbaのメンバー



屋内のラグビー・トークショウ
元々、エリス選手とニコラス選手(何れも神戸製鋼)の二人の予定だったが、小野晃征選手(サントリー)が飛び入りで参加した。

↑ 小野晃征選手

↑ Ealey Nicholas選手

↑ Andrew(Andy) Ellis選手

小野選手は怪我でクライストチャーチに戻っており、4月14日のサンウルブス(日本)対クルセイダーズ(クライストチャーチ)の宣伝もあって参加したらしい。

クルセイダーズのコーナーでは、14日の前売りチケット持参者に記念品(鉢巻)を渡しており、我々は同チケットを持参していたので、鉢巻もGetした。
残念ながら、旗はクルセイダーズしかなかった。
4月14日が楽しみ。
サンウルブス(日本)が勝って欲しいが、本音を言えば、力の差は歴然なので、大負けだけはしないで欲しい。


最後のイベントは習字だった。
Miaki、ミーシャ共に出ていた。

今日は一日楽しませてもらった。







2017年2月27日月曜日

カンタベリー地震 追悼尺八コンサート


尺八コンサートがあった。

カンタベリー地震犠牲者追悼コンサートが”紙の大聖堂”であった。
演奏者は き乃はち さん 

私は、尺八の生演奏を聴くのは初めてだった。
多分、来館者の多くもそうであったと思われる。


このコンサートは、ご本人の希望で直前に決まったらしい。
そのせいか、来館者が50名ぐらいと少なかったが、素晴らしい音色を充分に堪能させてもらった。

横笛もあり、


竹の筒からこれだけの音色が出せるものかと驚くばかり。

短いコンサートではあったが、感謝して家路についた。





2017年2月25日土曜日

NZのパッシブ・ハウス


パッシブ・ハウスの現場見学会があったので、事前登録して、今日見に行った。

ご承知の通り、パッシブ・ハウスとは自然エネルギーを取り込んだ住宅設計法の事で、主に太陽熱を暖房に利用している住宅。
日本では”OMソーラー”などに代表される。

ニュージーランドでこのタイプの住宅を見かける事が今まで無かったが、たまたま見つけたので見学した。
ドイツからの輸入住宅らしい。

基本は、6面(床、壁、屋根)を断熱材で囲い、開口部は断熱サッシとし、換気システムを設置していた。

残念ながら、太陽熱の取り込みまでは無かったが、魔法瓶型住宅であり、熱損失の大きい開口部は高性能の木製サッシだった。

住宅の機密性能が高いので、換気が重要であるが、熱交換器を介した換気設備が備わっており、日本の24時間換気設備に相当する。

断熱材は発泡スチロール。
厚みは12cm

木製サッシ。(日本と違って、内開き)


木製なので、窓枠に結露する事が無く、断熱サッシとなっている。
障子の見込みは75~80mmくらい。
異常なくらい厚い。


この様な住宅を今までニュージーランドで見かけた事が無かった。
建設費を訊いたところ、$2500/㎡との答えだったので、現在の平均的な価格(相場)だ。

しかし・・・設計を進めて行く中で、徐々に良いものを欲しがり、最終的な建設費はアップするのが常で、$3000/㎡ぐらいを見積もっておく必要があると思われる。

それだけかけても、この住宅は値打ちがあると思った。






こんな事をしていたら、また新築したくなってきた。
困った事だ。
病気や~~。


2017年2月22日水曜日

カンタベリー地震 追悼メモリアル


185名の犠牲者を出したカンタベリー地震から丸6年経過しました。

本日(2017.2.22)正午からカンタベリー地震追悼国立記念公園と、エイボン川を挟んで、犠牲者一人一人の名前が刻まれた、同慰霊壁の完成式(序幕式)など、追悼式典が催されました。

式典は、レディNZ総督、イングリッシュ首相などお歴々が参列し、しめやかに執り行われました。
日本からも、ご遺族がたくさん見えているようでした。
式典への入場は厳重に管理され、関係者に限られていましたが、式典開始直前に頼み込んで何とか会場に入れてもらい、私たちも参列できました。




式典は、お歴々の追悼の言葉があり、
↑イングリッシュ首相

その後、慰霊壁に刻まれた185名の犠牲者一人一人の名前が読み上げられました。
日本人28名の名前読み上げは、カンタベリー日本人会 会長の嶋崎さんと中西さんが担当され、


その後、12時51分(地震発生と同時刻)から黙祷し、献花があり、式典は約1時間半で終了しました。

エイボン川を渡り、慰霊壁に移動。
↑桜並木の予定だったらしいが、水辺を考慮して楓に変更した。




イングリッシュ首相の花とメッセージ。




その後、Ara(旧CPIT)で知り合ったIさんご夫婦と待ち合わせ、犠牲者が眠るエイボンヘッド墓地に向かった。


花が一杯。今日は多くの人が参拝していた。

心やすやかに眠って欲しいと願うのみ。

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