土、日(22,23日)で引っ越しが終わった。
こちらには引っ越し専門業者を使うことなく自分達で引っ越しをする。ほとんどの乗用車にトレーラー(リヤカーの様な物)を取り付けられる様になっており、トレーラーに家財道具を載せて引っ越す。
我々は、帰国する家族から家電製品や家具を譲り受けて、娘宅の倉庫に保管したあったので、娘婿のトレーラーで運んでもらった。
譲り受けた品は選り好み出来ないので、気に入らない家具もたくさんある。
まあ・・・取り敢えず、最低限の生活が出来るようになっただけで、落ち着いたら徐々に気に入った家具に買い替える予定だ。
その矢先、掘り出し物を見つけた。
引っ越し当日も日本人家族のガレージセールがあり、行くと保存状態の良い家具を売り出していた。
訊けば、お祖父さんが日本から持ってきたものらしく、道産ナラ材(北海道産の楢材)だとのこと。
道産ナラ材は乱伐により激減し、今は中国産のナラ材を使うことが多いらしい。
従って、このチャンスを逃すと、二度と手に入らないかも知れないので、言い値で購入した。
居間に置いたが、この家具一つで部屋が引き締まった。
ちなみに、この家具は無垢の道産ナラ材で出来ている。棚板や引出の鏡板は一枚板だ。
最近の家具は突板(ナラ材を薄くスライスし、合板などに貼り付けたもの:貼物)が多いが、長年使うと、無垢材と貼物の差は歴然と表れ、趣が異なる。
大切に使おうと思う。売主も日本人に買ってもらった事を喜んでいた。
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