カボチャ(白い坊ちゃん)にウリハムシがついた。
↑網状になったカボチャの葉
(画像をクリックすると拡大します)
↑ウリハムシ
この連休前に定植したカボチャがやられた!
同時に植えたキュウリは、不織布を完全に掛けてあったので、
大丈夫だったが、カボチャは4,5日前から、下の方が開いた状態だった。
そこからウリハムシが侵入したのだろう。毎年ウリハムシにやられていたので、今年はそうはさせじと不織布で覆っていたが、チョットの油断がいけなかった。
◆ウリハムシ対策 ①
スモク(忌避剤)を作った。
材料は、穀物酢と木酢液。
↑穀物酢
↓木酢液
穀物酢と木酢液を一対一でブレンドし、500倍に薄めて噴霧する。
各50g計量し、
↑穀物酢
↓木酢液
水50ℓで希釈。
その後、木酢液の不純物(炭の粉)をコーヒーの濾過紙で取り除く。
以上で、スモク500倍液の出来上がり。
↑スモク
早速、カボチャとキュウリに噴霧したが、果たして効果はいかほどか???◆ウリハムシ対策 ②
行燈(あんどん)+敷銀紙
これらはウリハムシの習性から有効らしい。
理由は
ウリハムシの飛行は水平で、垂直には飛ばないらしい。
従って、上部が開放でも構わない。
また、やつらは光物を嫌うらしい。
出来上り!
↑↓やられて無い方のカボチャ
足元で光っているのが、アルミ箔を貼ったスポンジシート。◆ウリハムシ対策 ③
テデトール(トラップ)を使う
↑自作したトラップ ”テデトール”
葉の上のウリハムシを捕まえようと手を近づけると、コロッと下に落ちて生き延びる。
その習性を利用して、このトラップを下で構えて、落ちるところを捕獲する。
面白いようにウリハムシが捕れる。
トラップはペットボトルを切って、上部を逆にして差し込み、テープで固定しただけのもの。
中に落ちた虫は、入り口が狭いので、逆行できない。
◇テデトールとは、言葉のとおり”手で取る”という意味で、害虫や雑草を手で取る作業のこと。
テデトールは園芸サイトや園芸番組などでよくみられる表現で、テデトールの由来は、実際の商品で販売されている植物活力剤の”メネデール”などに影響されたものと思われる。
だじゃれの園芸用語が生まれたうちの一つ。
◆今回のウリハムシ対策で有効な順位は
一番:行燈+敷銀紙
二番:テデトール
三番:スモク(忌避剤)
の順だろう。
今回自作したウリハムシ対策で新規購入品はゼロ。
全て自宅にあった物で間に合わせた。
なお、スモク(穀物酢+木酢液)に焼酎を足してスモクチュウ(穀物酢+木酢液+焼酎)にすれば効果が上がるらしいが、チュウの方は我が胃袋に収まった。