壊滅的な被害を受けた分浜(わけはま)での作業も終了時間に近づいた。
この辺の地盤は1mほど沈下したらしい。
満潮時には堤防内も水没する。
午後3時に作業を終了した。
先行してボランティア活動をしていた団体と別れの挨拶を交わす。
皆が汗と埃でドロドロなっていたが、手を洗うこともなくバスに乗車し帰路についた。
昨夜、大広間に参加者の有志が車座になり懇親を深めたとき、帰路に温泉がある道の駅に寄ってリフレッシュする案や、特産品を買って少しでも地元(被災地)を支援したいと熱い思いをスタッフに伝え、道の駅に寄ることを要望したが、全て却下されていただけに、諦めてバスのシートに横たわる。
しかし・・・我々の要望に対して、協議することも無く、一言に却下するスタッフには唖然とした。
木っ端役人が民間人を虫けらのように扱っているようで、気分が悪い。
ひょうごボランタリープラザにこんな人がいるのか と ビックリしたが、後から聞いてみると、やっぱり県からの出向やった。
縦社会に生きる融通の利かん木っ端役人やぁ~~
ボランティアは横社会で、どんな事にでも臨機応変に対応でけんだら、あかんのに、こんなんがスタッフにいたら、どうにもならん。
社会福祉協議会への県職員の出向をやめて、柔軟な頭脳を持つ人材を育てなんだら、ボランティアなどでけん。
◆今回の総括◆
被災地ではボランティアが不足している。
機会があればまた行きたい。しかし、県のボランティアには二度と参加したくない。
実働2日間で、それなりの成果は上がったが、無駄な時間があったり、段取りの悪さで、悔いが残るところもあった。
16日のブログ にも書いたが、泉PAのインフォメーションセンターに全員が寄ったのは大きな時間のロスだった。
初日などは段取りが良ければ、もっと成果が上がったと思う。
また、別のグループのスタッフは道具の事前確認業務を怠り、現場作業終了時に道具数の確認が行えなかった。
「親方日の丸」丸出しやぁ~~
帰路のバスは予定より早く神戸に到着することになり、吹田SAで1時間の時間調整をしたが、こんなことになるんやったら、被災地の道の駅に寄って温泉に入ってサッパリし、特産品を買えば良かった。
◆これからの支援◆
息の長い支援が必要。
それには、現地(被災地)の産業が立ち直るように支援するのも一つの方法で、被災地の土産品を買うなど、我々にできることから始めたい。
◆謝辞◆
12日のブログ を見てくれた人から土産品の注文を頂いた。
「かもめの玉子」や「いぶり牛タン」などたくさん買ってくれて
ありがとうございました。
バスの運転手さんも我々と共に泥だしのボランティアをしてくれた。
日交バスの運転手さん ありがとうございました。
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