2015年9月23日水曜日
墓参り
我が家の墓は、生まれ故郷にある。
自宅(神戸市)から墓まで125km離れており、車で毎回行くが、片道2時間以上かかる。
年に3回(春秋の彼岸とお盆)お参りするだけだが、加齢と共に少し負担になってきた。
それに、子供の代に移ると、馴染みのない田舎に出向くのは、更に負担になるだろう。
私にとっても、田舎に暮らす叔父や叔母が既に他界しており、次第に馴染みが薄くなってきた。
そんなことで、墓地を関西に移動し、手軽に行けるようにしたいと思いたった。
しかし、我が家の墓石を他所に移動するに躊躇している。
父親は戦死しており、戦死者の墓石は当時の村が建立したもので、霊苑でも一ヶ所にかたまっている。
その整然と並んでいる墓石から一基だけを移動すれば、歯抜けになり、景観が損なわれてしまう。
とはいえ、戦後70年が経過して、その遺児も70歳を超えたことから、田舎を離れた家族にとっては移設もやむを得ないことで、田舎の皆さんには理解してもらう以外方法はない。
こちらは一般の墓
こちらからも、我が家の墓石を移動することになる。
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