2014年1月8日水曜日

クライストチャーチの地盤


クライストチャーチ(CHCH)は地盤が悪い。

カンタベリー平野の東端(海岸沿い)にあり、サザンアルプスから洪水で運ばれた土砂が堆積して出来た土地で、軟弱層で構成されている。

その上に工作物を建設しているので、その地盤モデルは、マットレスの上に家が載っているようなもの。

ただ・・・地盤は一様でなく、太古の昔から現在に至るまでに、締まったところと緩いところが出来る。

その地図がウエブサイトに開催されていた。
↑画像をクリックすると拡大します
地図の見方は、
赤色:住宅の建設が禁止された地域
水色:軟弱地盤 TC3(Technical category 3)
黄色:中間の地盤 TC2
鼠色:良好な地盤 TC1

赤色の地域は液状化や崖地の崩落がひどかった地域で、その範囲内は住み続けることができなくなった。

TC3~TC1は引き続き住めるが、今後建築する場合の基礎構造に差があり、軟弱地盤ほど厳しくなる。


全体的には、市中心部から東(海側)が軟弱で、西(山側)に良好な地盤がある。

CHCHで不動産を購入する場合は、地域環境、有名校の校区と共に、地盤カテゴリーも調べなくてはならない。

日本でも同じで、よい地盤を探すには江戸時代の地図を参考にすると良い。







0 件のコメント:

コメントを投稿