サマルカンド3日目なので、街の要領が分かってきた。
昨日はシャーヒズィンダ廟群まで歩いたが、トラム(電気自動車)がレギスタン広場近くから、タシケント通りを、ジョブ・バザールまで往復しており、これを利用することにした。
トラムは何処で乗り降りしても良く、一律運賃で千スムと安い。
ジョブ・バザールから進行方向に歩いて直ぐの処にあるハズラティヒズル・モスク。
このモスクの右手前が、昨朝来たシャーヒズィンダ廟群。
ジンギスカーンに完全に破壊され、その後、何度かの建て替えが行われ、現在の姿になったらしい。
入場料は一万五千スム。
昨朝とは違って、担当者が女性で、キッチリとられた。
回廊の柱や階段の手摺など全て石造。
柔らかそうな砂岩で出来ていた。
ジョブ・バザールに戻る時、事件が起きた。
路上で、ブレスレットを販売している女性たちと、それを取り締まるツーリスト・ポリスの間でバトルが起こった。
運悪く、一人捕まった。
これを見た、仲間の女性がポリスを取り囲み、捕まった女性を取り返そうともみ合いに、
何処の国でも、女性は強い!
ジョブ・バザールに入る。
大きな市場で何でもそろっている感じ。
相方が、ガイドブックに載っているナンが欲しいと言いだし、探したところ、ガイドブックの女性にも会えた!
(画像をクリックすると拡大します)
ガイドブックの写真よりスマートになっており、ご本人も、それを喜んでいた。焼きたてのナンは一万スム、一米ドルに負けてもらって、こちらもラッキー!
今日も午睡の後、再び街へ出た。
市中心部はほぼ回ったので、郊外のアフラシャブ博物館、ダニエル廟、ウルグベク天文台跡へ向かう。
バスを探すが、見つけられず、トラムでジョブ・バザールへ行き、そこからぶらぶら歩く。
30分ほど歩いて、アフラシャブ博物館着。
この丘一帯が、元々のサマルカンドだったらしい。
シルクロードの交通の要衝として繁栄していたが、ジンギスカーンに完全に破壊された。
その後、市街地が南西のレギスタン広場周辺に移ったらしい。
この博物館は、丘の道路工事中偶然に発見され、発掘されたものを展示してある。
壁画をもとにしたCGがあって、日本語版も有る。
出来は凄く良かった。
これだけでも入場の価値はある。
さらに、紀元前7世紀頃からの壺などが展示され、
シルクロードも掲示してあるが、極東で、かつ、海を隔てた日本は描かれてない。
ここでも面白い出来事があった。
表の木陰で油を売っている男性三人組が居た。
ツーリスト・ポリスも混じっているので、安心して話しかけると、中の一人から流暢な日本語で返事が返ってきた。
日本で6年間住んでいたらしい。
入場料(五万スム)が高いから入場しないと苦情を言ったら、三万スムに値引きするから、是非中を見て行けと言う。
一人、一万五千スムなら安いので、入場したが、当然、チケット半券は無かった。
彼ら三人で山分けしたのだろう。
同博物館から徒歩15分位の処にある、ダニエル廟
ここは、サンドフライらしき虫が飛び交っていたので、入場をスルー。
更に15分歩いて、ウルグベク天文台跡へ。
ここでは最初から入場料を値切った。
一人、二万スム(五千スム値引き)で入場。
結構いい加減な感じで、何処に行っても楽しい!
明日のBlogへ続く
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