午後3時50分発の列車でサマルカンドに移動する。
午前の列車は4時台の列車があるだけで、次発が午後3時50分発となる。
日本に暮らしていると、考えられないくらい不便だが、列車の無いニュージーランド南島に比べると、まだマシか!
昨日、日本人墓地へ行ったタクシードライバーに、駅までの送りを予約済なので、それまで観光する。
宿舎(B&B)をチェックアウト後、徒歩でチョルミナルに行く。
チョルミナルとは”4本のミナレット”と云う意味らしい。
建造は1807年。
帰り道、建築現場があった。
建築を辞めてから17年になるが、今も興味がわく。
レンガ造の住宅らしい。
壁厚40㎝のレンガ壁を造ってから、コーナー部分に鉄筋コンクリートの柱を後打ちしている。
従って、柱サイズは40㎝角で主筋は4本、あばら筋(Hoop)は6㎜程度の鉄筋が20㎝間隔位。
日本では考えられないサイズ!
使っているレンガの強度が如何程かわからないが、目地モルタルはセメント量が少ない様に見受けた。
靭性力に乏しいが、地震がほとんどない国ならではの建築物に驚く。
ブハラ最後の昼食を有名レストランで摂る。
レストラン名は”チャイハナ・チナル”。
サラダをやめ、ビールもやめ、健康食にした。
ブハラからサマルカンドへの列車は新幹線の様だった。
車内は4列シートで冷房は効いていた。
最高速度は250km/hだとのこと。
座席にはインターホンジャックが有るだけで、USBなどは無し。
列車ダイヤは正確。定刻に発車し定刻に到着した。
サマルカンド駅に着いた。
駅出口にタクシーの客引きが屯しているのは何処も同じ光景だが、ここは少し違った。
値段交渉が楽しくない!
タクシードライバーも、今までとは全く違って、会話の楽しさが無い!
それに、運転マナーがすこぶる悪い!
街で出会う人も、なんや ギスギスした感じ。
努力しなくても、観光客がやってくる土地と、そうでない土地の違いだろうか?
言葉が悪いが、スレている土地と、スレてない土地の違いだろうか?
◆ライトアップショー
レギスタン広場で夜9時から行われる事を隣室のチェコ人が教えてくれた。
レギスタン広場と言えば、サマルカンドで最も有名な広場。
宿(B&B)からぶらぶら歩いて5分位。
夜は気温が下がって快適! 少し肌寒い。
広場な大勢な人に埋まっていた。
画像は、正面のティラカリ・メドレセ外壁に投影する。
内容は、ウズベキスタンの歴史絵巻のようだった。
最後のライトアップは圧巻。
最後は、観客の大きな拍手で終わった。
なお、ライトアップショーは2019年から毎週水曜日午後9時から行われているらしい。(昨年は毎火曜日)
明日のBlogへ続く
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