今日は、金髪美女(STFスタッフ)お勧めのタルファーラ(Tarfala)小屋へ向かう。
約500m登る。
先ず、一昨日歩いたルートを2km下り、吊り橋を左折する。
川の左岸を川に沿って登る。
ルートは狭く、標識は無い。
目印は、白樺や石に塗った赤ペンキだけ。
森林限界を超えてしばらく歩くと2本の吊り橋が。
吊り橋を超えると、ルートは険しくなり、目印の赤ペンキも無くなる。
ワクワクしながら、更に登る。
出発から約6km。
ルートは無くなり、赤ペンキも無くなった。
それらしき処を歩く。
ようやく、残り1kmの標識が。
赤い建物が見えてきたので、目的の小屋だと思って近づくが、ストックホルム大学の施設だった。
更に奥に、黒っぽい建物が小さく見える。
タルファーラ小屋だった。
道なき道を辿り、ようやく到着した。
ここは、周囲を山で囲まれて、景色が非常に良い。
5年前に訪れたネパールのアンナプルナ内院のようだった。
幾つもの氷河が見える。
山が少し白く見えるのは、昨日降った新雪だと管理人が説明してくれた。
従って、昨日Singi行きを強行していたら、雪の中を歩いたかも知れない。
タルファーラ小屋(Tarfala)は山小屋で電気や上下水道は無い。
到着時、小屋の管理人からレクチャーを受けた。
水は前の湖で汲みそのまま使用する。
生活排水(使用済みの水)は所定の捨て場に捨てる。
便所は汲み取り式。
従って、キッチンはその様な設備になっていた。
新鮮水横にシンクがあり、この中で洗い物をする。
水は柄杓でかける。
洗い終わった水(生活排水)は調理台下のバケツに移す。
生活排水はここに捨てる。
上の写真で右手の新しい建物は便所棟。
左手奥に生活排水捨て場が見える。
キッチンにはガス台、鍋類、食器、カトラリーなど全て揃っていた。
ベッドルームはドミトリータイプ。寝具も具備。
ベッド数が足りない時は床にマットレスを敷き、来るを拒まずのシステム。
洗濯は、ベッド横の机引き出しに洗濯用シンクが組み込まれてある。
お湯を沸かしてここで洗う。排水方法は前述の通り。
乾燥室もある。
山小屋は、生活するには困らない設備を具備しているが、排水設備が無い生活はつらい。
ベッドルームの暖房は薪ストーブ。
就寝前に焚いておけば、朝まで寒くなかった。
明日のBlogへ続く
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