武漢肺炎ウイルスが蔓延して外出自粛となっているので、家で日本ミツバチの巣箱を造ることにした。
(重箱式巣箱)
実は、以前から日本ミツバチに興味があったが、春先はNZ暮らしが続いていたので、延び延びになっていた。今年は日本に早く戻ったので、ミツバチの分蜂時期に間に合う。
そこで、ホームセンターで材料を買い揃え、制作に取りかかった。
◆どの様な巣箱にするか
ネットでググると、重箱式巣箱が素人向けらしい。
上の写真で分かる通り、板四枚をビス止めするだけのシンプルなもの。
作り方が簡単なので、これに決定。
◆重箱式巣箱の作成(単位:mm)
ホームセンターで買ってきたのは、杉板の150x24x2,000。
プレナー(機械カンナ)を掛けて有り、寸法が一定しているので作り易い。しかし、価格は割高。
寸法(重箱の内径)を幾らにするか?
ネットでは、220~300以上まで千差万別。
材料の歩留まりを考えて220とした。
これだと、8分割でき、板一枚から重箱を二個造れる。
長さ244(220+24)の板四枚を並べてみる。
組立は簡単。
先ず、穴あけ。
次いで、ビス止。
組み上がった後、ハチの巣落下防止用竹ひごを通して出来上がり。
竹ひごは、料理用の竹箸を代用した。
同穴は、同じ高さに開けた。竹箸を撓ませて、張りを持たせることで、容易に抜けないよう工夫した。
◆天板の作成(単位:mm)
◇天板は厚さ12㎜ラワン合板を使用した。
内側に金網や、簀の子が要るらしい。
ラワン合板を270角に切断。
周囲に18x14x255をビス止め。
金網(ハチの巣付着防止)を張る。
◇簀の子作り
(簀の子はミツバチの移動空間。簀の子なしの例もあるが、在る方が良い様なので、作った)
重箱に取り付けると、
見上げると、
簀の子にハチの巣を作る(ぶら下げる)らしい。
◆底板の作成(単位:mm)
底板は、厚さ12㎜ラワン合板で掃除がし易い様に引き出し式にした。
◇底板
檜板は転倒防止のため重箱よりも大きく作った。長さは2,000/6=333。
◇引き出し
220幅ラワン合板に45x24x220と45x24x212をビス止め。
短い方に巣門(高さ6mm)をつけ、両サイドも縦型巣門。
◆出来上がり
これで重箱式巣箱の出来上がり。
あとは、巣箱の表面をガスバーナーで焼き、蜜蝋を塗れば出来上がり。
しかし、ハチが入ってくれるか否かはハチ次第。
幸先よく、巣箱組立中に偵察バチが来て、しつこく偵察して帰ったが、どんな報告をしたのか気になるところ。
まあ・・・気長に待ってみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿