今日は大手不動産会社ハーコート(Harcourts)の不動産オークション会場に行ってみた。
会場にはだれでも入れる。
会場の風景。物件をプロジェクターで映してある。
ほぼ満席の会場。人気物件があるときは満席になる。
前方左手にハーコートのオークション担当者が立ち、画面に映した物件の説明から始まる。
そして、始値を会場に聞くが、ほとんどの場合はみんな黙っているので、担当者が政府評価額から10万ドル程度低めの価格を提示してオークションが始まる。
通常、最初の上げ幅は1万ドルで、競ってきたら1千ドルになり、百ドル刻みになるが、時には1ドルの声がかかることもあり、会場から失笑が漏れる。
まぁ・・・ 1ドルでも高ければ落札できるので、お隣の国(人口十三億人の国)の人たちは失笑など平気でコールする。
会場にはだれでも予約なしで入れ、服装などの制約はない。
注意しなければいけない事は、むやみに頭をかかない事。手を挙げたのと間違われ、ハンマーが振り下ろされると、そこで落札した事になる。その場合、直ぐに契約し契約金(決定金額の一割)を支払うことになる。
人気物件は競りあがってゆくが、人気のない物件は応札者なしで流れる場合がある。
また、応札者が一人だけで競りあがらず、売却希望価格に届かない場合は、オークションを中断して別室でオーナーとの値段交渉(ネゴ)に入る。お互いに歩み寄らなかったら流れてしまう。
上の写真は今日のオークション物件。(写真をクリックすると拡大します)
ハーコートのオークションと非オークションの成約件数比。
オークションが65%で、成約物件の3軒のうち2軒がオークションで売買される。
◆コーヒーブレイク
ここまで読まれた方は、オークション会場での早口の説明や会場とのやり取りなどを全部聞き取り、全てを理解して帰ったのならすごい英語力だと思われるでしょうが、会場で分ったのは競りあがっていく競売価格だけで、後はサッパリ分らんかった。 チャン チャン・・・
今晩は
返信削除私もメルボルンに行った時に友達と個人の家の
オークションに行きました。見てておもしろかったです。
値段があがっていくのだけわかりました。
実は主人とニュージーランドとオーストラリアにロングステイに行く約束をしていたんですよ。
いつか約束を果たしに行くつもりです。
Hidekoママさん
返信削除NZでも南島の方がのんびりしておりロングスティにお勧めです。
時期は9月から4月が良く、日本の冬の期間がこちらでは一番いいです。