旅行、トレッキング、登山、園芸、ボランティアなどでスローライフをおくる。 一年の内、半分を日本で、残り半分をニュージーランド(NZ)で過ごしていた頃始めたブログです。 うはらの郷とは、古くは芦屋市から神戸市東灘区周辺(説では夙川から旧生田川まで)を莵原と呼ばれていたことに由来します。
2015年11月25日水曜日
初めてのバーベキュー
今日は初めてバーベキュー(BBQ)をした。
BBQセットはあるものの、未だ使ってなかった。
実は、来月中旬に大阪のおばちゃんたちがNZにやって来る。
到着したら、歓迎パーティでBBQをするので、その為のリハーサルをしたもの。
材料にもこだわって、娘婿お薦めの肉屋まで買いに行った。
店はこじんまりしており、ショーケースの中は肉の塊があるだけで、スーパーマーケットのように、切り分けてラッピングなどしてない。でも、スーパーよりも良い肉があるらしい。
Rib Eye Steakが有ったので、切って欲しいと注文すると、若い女性店員が3cm厚位の処に包丁を当て『この厚さで良いか』と訊く。
2枚目を少し薄くしてもらうと、彼女は『薄い方は貴方で、厚い方が奥さんネ」と笑いながら言う。
女性が強いのは日本もNZも同じだ。
リブ・アイ・ステーキが何処の部位か知らずに買ったので、帰って調べると肋骨外側の肉で、脂身が適度に混ざっているので、日本人好みの肉だと分かった。
NZのBBQは日本と違って肉だけ焼く。
BBQコンロを囲んで食べる事も無い。
肉が上手く焼けた。
野菜はサラダにして、別の食卓に並べておき、欲しいだけ取り分けて食べる。
外に、おにぎり、スィート、飲み物などがあれば良い。
2015年11月24日火曜日
国旗が変わる
国旗と言っても、”日の丸”が変わるのではない。
ニュージーランドの国旗が、国民投票の結果で、変わるかも知れないのだ。
新国旗のデザインはバス停やCPITにも出ており、そろそろ選択が始まるのかなぁ~と思っていた。
今日、数通の郵便物と共に受け取った。
↑NZ国民と永住権保持者に届く
何の選挙の案内かと思って開けてみると。新国旗の投票用紙が、案内書や返信封筒と共に入っていた。
案内書は、多民族国家だけあって26の言語で書いてある。
↓日本語の案内
新国旗候補作をデザインしたデザイナーの思いや、実際に使用した時の状況もシミュレーションしている。
↑各国旗のイメージ
投票用紙に好きな順番に、1~5の番号を振り、12月8日までに同封の封筒に入れ返信すれば良い。
↑右端を一番気に入っている
投票の結果、一番多かったのが、すぐに新国旗になるのではない。更に、現国旗との決選投票が来年3月に行われる。
まぁ・・・現国旗は、オーストラリア国旗と良く似ており、紛らわしいので、ユニオンジャックをシダの葉に変えるのが良いと思う。
従って、右端を第一候補で投票しようと思う。
2015年11月23日月曜日
サンティアゴ巡礼路 準備 その2
”スペイン巡礼の旅”の所要日数は55日を予定している。
先人たちの記録をWebsiteから見ると、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの780.5kmをだいたい35日で歩いている。
それに往復の日数を加算して、最短旅行日数は40日前後になる。
事後にポルトガルなどを観光したりすると、更に5日ほど延びる。
私の場合はゆっくり歩くので、先人たちに比べて、更に10日長い。
旅行日数の長さは、毎日が日曜日なので何ら問題ないが、次の点で困ってしまった。
1.Blogの更新
2.写真データの整理
3.写真データの保管
帰国後に、まとめてBlog更新や写真の整理を行うことは可能だが、55日分も溜まってしまうと、記憶も薄れることから、意欲が無くなることも考えられる。
それに、撮った写真枚数も半端ではない。一度に整理しなければならないと思えば気分が重い。
そこで、旅行中の宿舎でBlog更新、写真整理、写真保管が出来ないかと思いついた。
現地のインターネット事情を調べると、過半の処でWifiが利用できるらしい。
であれば、パソコンを持参すれば良い!
しかし、パソコンは重い。
使用中のノートパソコン重量は電源コードを含むと2kg近くになる。
荷物の軽減化は必須条件にも関わらず、それを背負いながら毎日歩くのは苦行をしているようなもので、避けなければならない。
そこで、軽量パソコンを新に買い求めようと、比較検討した。
(外国での使用を考え、SIMフリー型に限定)
検討要件は
◇重量
キーボードを含む重量比較
◇OS
Windows、Android、iOS
◇機種
ノート型、タブレット型、スマートフォン
◇操作性
複数ソフトの同時立ち上げ
キーボード入力、マウス入力は?
◇携帯性
歩きながらでも使えるか?
(地図を表示して目的地を見る)
歩きながらでも使えるか?
(地図を表示して目的地を見る)
現有のノート型パソコンと、どの様な形で棲み分けるか
◆結果
重量、携帯性、事後の利用方法から”iphone6s plus”のSIMフリー版が最適ではなかろうかとの結論に達した。
しかし、同機はメモリ容量が2GB(未公表)と言われているので、複数ソフトを立ち上げての写真編集、Blog更新などが、ストレスなく出来るか見極めなければならない。
◆写真データの保管
無償利用のクラウドに保管する。
こうすれば、例え旅行中にSDカードやカメラを失くしたとしても、写真データだけは残る。
クラウドは幾つかあるが、GoogleDriveにした。
OneDriveも利用しているが、2016年から無償利用容量が5GBに縮小されるらしい。
GoogleDriveは無償で15GB利用できるので、先ずはここに保管して、容量が満杯に達したら、有償に切り替え容量をUPするか、無償のGoogle+やOneDriveに保管すれば良い。
写真を100枚程度(300~400MB)試験転送をして、転送にかかる時間を調べなくてはならない。
2015年11月20日金曜日
街の復興とバス・エクスチェンジ
2011年2月22日の大震災から5年近くになるが、街の復興はなかなか進まない。
市中心部を車で走ると至る所で工事をしており、街全体が大きな工事現場の様に見える。
その中で、バス・エクスチェンジ(バス・ターミナル・センター)だけは早く出来上がり供用を開始した。
新しいバス・エクスチェンジを紹介する。
場所は、旧エクスチェンジから一街区南に移動した。
外観は、
↓出入り口(南側)
↓バスのプラットホームがL型に並んでいる
内部
↓全てワンフロアーで完結している
旧のエクスチェンジは、プラットホームがバスの方面ごとに、数ヵ所に分かれており、駅舎外からも発車したので、始めて来た人は戸惑った。
新築後はプラットホームを一ヶ所に集めたので、ここで別ルートのバスに乗り換える場合でも移動距離が短く、分かり易い。
鉄道の無いクライストチャーチではバスが唯一の公共交通なので、大急ぎで建設したらしい。
それでも4年半かかっている。
日本であれば、一年ぐらいで出来上っているが、NZにすれば、これでも早い方だ。
2015年11月13日金曜日
サンティアゴ巡礼路 準備 その1 トレーニング
日本は仏教徒が多いので余り知られてないが、スペインに”サンティアゴ巡礼路”がある。
巡礼路を解り易く言えば、日本の四国八十八ヶ所巡りに相当する。
今回挑戦したいのは、たくさんある巡礼路のうち、フランスからピレネー山脈を越え、スペイン北部を東から西に歩く”フランス人の道”だ。
フランス人の道の全長は780.5kmあり、日本でいえば、東広島市から東京都千代田区に相当する。
これを45日間で歩くとすれば、平均17.5kmを毎日歩くことになり、身体が耐えうるか心配している。
そこで、試しに歩いてみた。
今日歩いたのは、自宅からCPITを経由して自宅に戻るコースで、往路11.8km、復路6.7kmの合計18.5km。
往路は2時間45分かかった。
自宅を8:45に出発。
途中、農業公園では”A&Pショー”が行われている。同ショーは毎年見に来ているので、今年は外部から遠望するだけにした。
毎年,餅つきをしている教会前を通過。
11:30 CPITに到着。
今日はカンタベリー地方は休日なので、CPITも閉まっている。
食堂の外で、お湯を沸かして、昼食にした。
昼食に一時間費やし、12:30復路を歩き始める。
復路の距離は6.7km。
新バス・エクスチェンジを経由。
4年前の地震後、仮設建物で営業していたバス・エクスチェンジだったが、新築していた建物が完成し、営業を始めていた。
ハグレパーク、カンタベリー大学を経由して、14:00自宅に戻った。
◆今日の総括
往路:11.8km 2時間45分
復路: 6.7km 1時間30分
合計:18.5km 4時間15分
毎日、このペースで歩ければ、”サンティアゴ巡礼路”は踏破出来る。
トレーニングあるのみ!!
2015年11月5日木曜日
オールブラックスがクライストチャーチに凱旋した
今日はラグビーワールドカップ2015で優勝したオールブラックス(NZナショナルチーム)の凱旋パレードがある。
クライストチャーチ工科大学(CPIT)でも、午後の授業をスッポかしてでも見に行きたい学生の為に、まとまってパレード会場に行くように学校側が手配した。
昨年から神戸製鋼のオッカケをしている我々も当然一緒に行った。
パレード会場は、ハグレパーク東側の道路(ロールストン・アベニューからパーク・テラス)だった。
パレード1時間前から待ち始めた。
沿道の工事現場は仕事ソッチのけで、作業員は足場上で待っている。
定刻(2:30pm)にパレードが始まり、マーチングバンドに先導されてやって来た。
マーチングバンドの動画
全画面表示はこの上をクリック ↑
凱旋パレードの目玉は、何といっても、リッチー・マコウとダニエル(ダン)・カーター。
凱旋パレードの動画
全画面表示はこの上をクリック ↑
カーターは名門クライストチャーチ・ボーイズ・ハイスクール出身だけに特に人気がある。
沿道は凄い人出で、パレードの中盤から人波にもまれて車が進まなくなった。
そのお蔭で、選手たちのすぐ傍まで近寄ることが出来る。
左からカーター、手を振るマッコウ、優勝カップ、コーチのハンセン
我が家の奥さんは、猛烈なカーターファンで、なんとかサインを貰おうと警備のすきを見てはカーターにアタックした。
残念、後50cmの処で屈強な警官に捕まり、外に弾き出される。
しかし、そんな事ぐらいでは挫けない。
何度もアタックした。
5,6回アタックしたが、すべてダメで、結局あきらめた。
兎に角、今日は楽しい一日だった。