いよいよルートバーン・トラック・トレッキングの開始だ。
昨日、DOCで天気予報を確認したら、今日は小雨だったが、テ・アナウは晴れていた。
↑朝焼けが気になる
ルートマップ
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トレッキング日程は、テ・アナウ側のディバイド(Divide)を起点に1日目:ディバイドからレイク・マッケンジー・ハットまで 12.0Km
2日目:マッケンジー・ハットからルートバーン・フォールズ・ハットまで 11.3Km
3日目:ルートバーン・フォールズ・ハットからレイク・マッケンジー・ハットに戻る 11.3Km
4日目:レイク・マッケンジー・ハットからディバイドに戻り、バスでテ・アナウへ12.0Km
トレッキングの全歩行距離は46.6Kmとなり、サイド・トリップを含めると50Kmを超える。
7:20ピックアップしてもらってディバイド(Divide)に向かう。
8:25ディバイド(Divide)に到着。
ここが、テ・アナウ側の起点となる。通常は、ここからクイーンズタウン側に2泊3日で歩く。
↑8:30スタート
1時間5分でキー・サミット(Key Summit)分岐に到着。
↑右に進めば、サイド・トリップのキー・サミット
10:00ホウデン・ハット(Howden Hut)に到着。
↑このハットは小規模で、ベッド数は28
歩いていると、木の箱を良く見かけた。
不思議に思って歩いていたら、出会ったDOC職員(ワーデンの様だった)が中を見せてくれた。
マッケンジー・ハットの掲示板にあった写真
つまり、小動物を駆除するための罠だった。
11:50エァーランド滝(Earland Falls)に到着。
↑↓滝の高さは174mある
滝を過ぎてしばらく歩くと景色の良いところをが多い。
トレッキング・ルートは一本道で、初めて歩いても迷うことはない。
また、ルートに沿って三角のプレートが約100m毎にある。
(後日DOCで、この三角形プレートの意味を確認したら、罠の位置を示しており、距離を示しているのもではなかった。罠の間隔は対象動物の個体数により変わり、ほぼ等間隔に設置してあるらしい)
プレートは樹木に釘で打ち付けてあり、樹が太っても大丈夫なように浮かせてある。
ようやくレイク・マッケンジー・ハット(Lake Macknzie Hut)に到着したと思って、標識を見てガッカリした。
ガイドウォーク専用(Guide walkers only)のロッジだった。
(どうりで、立派だと思った。でも、ヒッソリしていた)
我々(Independent walkers)のハットはすぐ先にあり、14:20に到着した。12Kmを5時間50分で歩いたことになる。
この時間はハットの管理人(ワーデン)が居ないので、先ずベッドを確保する。
ベッドは2段ベッドと雑魚寝で、早い者勝ちで便利なベッドを確保できる。
到着が少し遅かったので雑魚寝を選んだ↓
次いで、玄関脇にあるドキュメントのベッド番号に名前とチケット番号を記入する。
↓我々のベッド番号は20,21番
以上で、寝る場所が確保できた。レイク・マッケンジー・ハット(Lake Macknzie Hut)は定員50名ながら、57ベッドありルートバーン・トラック最大のハットだ。
1階は台所と食堂兼談話室となっている。
↓ガス台:15 流し台:5
生水をそのまま飲んでも大丈夫だ。ガスはプロパンガスで、15台あるので、50人が使用しても取り合いになる事も無かった。
什器類は一切置いてないので持参しなくてはならない。
便所(別棟)は清潔な水洗便所で紙は備えてある。
ネパール・トレッキングとバンコクの旅はここをクリック
ただし、ハットにはシャワーはない。
若い人たちは、マッケンジー湖(Lake Macknzie)で水浴をしていた。
気温は16度だった。
ここで、ハットの掟を述べると、ハットを使用できるのはチケットを持っている人に限られる。(チケットはベッド数を超えて発行されない)
近くにキャンプサイトがあるが、キャンパーはハット内に立ち入る事もできない。(便所はOK)当然ながら、通りすがりのトレッカーも同じだ。
日本の山小屋は来る人を拒まないが、NZは違う。
ハットで重宝したのは、スリッパと布巾。
スリッパは日本の百均で買ったもの。
↓このハットは登山靴禁止だったのでスリッパは重宝した
今夜の食事は餅入りラーメンにした。
↑コッフェル類はCHCHの安売り(クリスマスセール)で買ったもの
↑ラーメンはCHCHのコリアン・スーパーで買った。餅は日本から持ってきた
自家製乾燥野菜を入れて出来上がり。カマンベール・チーズ1/4切を加えたのが夕食だった。
食器洗い洗剤も備わっていたが、環境にやさしいレモン洗剤だった。
布巾も備わっているが、持参した方が安心できる。
午後8時頃から管理人(ワーデン)がやってきて、天候・樹木・鳥・花などの話をして、チケットをチェックしていた。
英語だったので、何を言っていたかサッパリ解らんかった。
明日のBlogに続く
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