2011年3月30日水曜日

東日本大震災 支援物資


所属している世界的な奉仕団体から 緊急物資支援 の要請が届いた。

被害を受けた東北地方、北関東地方の団体から、関西の団体に緊急要請が来たもので、所属するメンバーは物資を各自が購入して、各クラブ事務局まで届ける事になった。

要請された物資は、粉ミルク、カップ麺、生理用品、家庭用医薬品、紙おむつなど。特に、粉ミルクとカップ麺を欲しいと言ってきた。

そこで、神戸市内のスーパーなどを回り、販売状況(商品の有無)を調べてみた。

粉ミルクは潤沢に販売されていた。

しかし、一人2缶までと販売制限がかかっていた。

カップ麺も潤沢に並んでいた。



こちらも、一人5食までの販売制限があった。

水売り場。商品は棚に並ぶが、直ぐに売り切れになるらしい。
時間帯を変えれば買う事が出来る。

販売制限は2リットルまで。

これを見れば、物資は出回っているが、買いだめを防止しているように思える。

私見ですが、支援物資を被災地に大挙送るのは如何なものかと思う。
(とりあえず、粉ミルクを購入してクラブ事務局に届けたが)
関西地方だけで会員数は14700人以上いるので、集まる物資の数は半端ではない。
それを仕分けして発送し、受け取った方でも仕分けして被災者に配る事になる。
それらの手間を考えると、物資で支援するよりも、現金で支援する方が効率が良い。

新潟県中越地震の支援で一週間現地でボランティア活動した経験を話せば、支援物資の段ボール箱は体育館に山と積まれていたが、一週間の間は仕分けされる事が無かった。

その後、どうなったか分らないが、被災者に渡らずに、焼却処分された物資がたくさんあったと思う。焼却処分に税金が使われる。

今回も、その様にならない事を祈るのみ・・・


後日談(2011.4.1)
支援物資を受け付けている関西の団体に我がクラブの幹事が送付先確認したところ、「もう要らない」と言われたらしい。数日前には「一個でも二個でも良いから買い求めて送れ」と言っておきながら、集まる物資の数に驚いて、急遽もう要らないと言い出したもの。
こんなアホなトップがいる団体に所属しているのが恥ずかしい。



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