大聖堂前広場からトラムの線路に沿って西に歩くと、線路と直交してエイボン川が流れている。
(ちょうどアートセンターとの中間ぐらい)
エイボン川手前の小さな広場にスコットの像があった。
スコット(Scott)を辞書で引いてみると、ありふれた名前なのか、それとも有名人が多いのか、たくさんのスコットが出てくる。
その内、Robert Falcon Scottには《イギリスの軍人・探検家。1899~1904年、1910~1912年に南極を探検、1912年1月南極点に到達したが、帰途遭難死(1868~1012)》と出ていた。
南極点到達第一号を競って、クライストチャーチの南側にあるリトルトン港を出発した英国のスコット隊は、わずかの差でノルウエーのアムンゼン隊に遅れをとったうえ、帰路で遭難して命を落としてしまう。
像の表情からは無念さを感じ取れないが、心中を察するに余りある。
台座には生前残した文が刻まれていた。
たしか空港近くにある「国際南極センター」にはスコット隊の装備が展示してあったように思う。
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