旅行、トレッキング、登山、園芸、ボランティアなどでスローライフをおくる。 一年の内、半分を日本で、残り半分をニュージーランド(NZ)で過ごしていた頃始めたブログです。 うはらの郷とは、古くは芦屋市から神戸市東灘区周辺(説では夙川から旧生田川まで)を莵原と呼ばれていたことに由来します。
2017年2月27日月曜日
カンタベリー地震 追悼尺八コンサート
尺八コンサートがあった。
カンタベリー地震犠牲者追悼コンサートが”紙の大聖堂”であった。
演奏者は き乃はち さん
私は、尺八の生演奏を聴くのは初めてだった。
多分、来館者の多くもそうであったと思われる。
このコンサートは、ご本人の希望で直前に決まったらしい。
そのせいか、来館者が50名ぐらいと少なかったが、素晴らしい音色を充分に堪能させてもらった。
横笛もあり、
竹の筒からこれだけの音色が出せるものかと驚くばかり。
短いコンサートではあったが、感謝して家路についた。
2017年2月25日土曜日
NZのパッシブ・ハウス
パッシブ・ハウスの現場見学会があったので、事前登録して、今日見に行った。
ご承知の通り、パッシブ・ハウスとは自然エネルギーを取り込んだ住宅設計法の事で、主に太陽熱を暖房に利用している住宅。
日本では”OMソーラー”などに代表される。
ニュージーランドでこのタイプの住宅を見かける事が今まで無かったが、たまたま見つけたので見学した。
ドイツからの輸入住宅らしい。
基本は、6面(床、壁、屋根)を断熱材で囲い、開口部は断熱サッシとし、換気システムを設置していた。
残念ながら、太陽熱の取り込みまでは無かったが、魔法瓶型住宅であり、熱損失の大きい開口部は高性能の木製サッシだった。
住宅の機密性能が高いので、換気が重要であるが、熱交換器を介した換気設備が備わっており、日本の24時間換気設備に相当する。
断熱材は発泡スチロール。
厚みは12cm
木製サッシ。(日本と違って、内開き)
木製なので、窓枠に結露する事が無く、断熱サッシとなっている。
障子の見込みは75~80mmくらい。
異常なくらい厚い。
この様な住宅を今までニュージーランドで見かけた事が無かった。
建設費を訊いたところ、$2500/㎡との答えだったので、現在の平均的な価格(相場)だ。
しかし・・・設計を進めて行く中で、徐々に良いものを欲しがり、最終的な建設費はアップするのが常で、$3000/㎡ぐらいを見積もっておく必要があると思われる。
それだけかけても、この住宅は値打ちがあると思った。
こんな事をしていたら、また新築したくなってきた。
困った事だ。
病気や~~。
2017年2月22日水曜日
カンタベリー地震 追悼メモリアル
185名の犠牲者を出したカンタベリー地震から丸6年経過しました。
本日(2017.2.22)正午からカンタベリー地震追悼国立記念公園と、エイボン川を挟んで、犠牲者一人一人の名前が刻まれた、同慰霊壁の完成式(序幕式)など、追悼式典が催されました。
式典は、レディNZ総督、イングリッシュ首相などお歴々が参列し、しめやかに執り行われました。
日本からも、ご遺族がたくさん見えているようでした。
式典への入場は厳重に管理され、関係者に限られていましたが、式典開始直前に頼み込んで何とか会場に入れてもらい、私たちも参列できました。
式典は、お歴々の追悼の言葉があり、
↑イングリッシュ首相 |
その後、慰霊壁に刻まれた185名の犠牲者一人一人の名前が読み上げられました。
日本人28名の名前読み上げは、カンタベリー日本人会 会長の嶋崎さんと中西さんが担当され、
その後、12時51分(地震発生と同時刻)から黙祷し、献花があり、式典は約1時間半で終了しました。
エイボン川を渡り、慰霊壁に移動。
↑桜並木の予定だったらしいが、水辺を考慮して楓に変更した。 |
イングリッシュ首相の花とメッセージ。
その後、Ara(旧CPIT)で知り合ったIさんご夫婦と待ち合わせ、犠牲者が眠るエイボンヘッド墓地に向かった。
花が一杯。今日は多くの人が参拝していた。
心やすやかに眠って欲しいと願うのみ。
関係Blog
2017年2月16日木曜日
山火事が鎮火しない
13日(月)の夜に発生した山火事が丸3日経っても鎮火しない。
クライストチャーチ市は15日、緊急事態宣言を発令した。
16日(木)夕方6時のTVニュースから
◇昨夜の映像
◇今日の映像(上の写真と同方向)
上の写真で、丸い炎のマーク2ヶ所から燃え始め、その後、燃え広がり、火災は繋がってしまった。
◇被害状況 (16日18:00 TVニュース)
被害家屋:住宅11世帯、小屋2棟。
避難者:450世帯、1000名。
焼失面積:2075ha、更に燃え続けている。
停電:128世帯
学校:近くのカシミア小学校は臨時休校。
400人近くの消防士と、ヘリコプター14機、飛行機3機で懸命に消火活動をしているが、自然に対して、人間の力は微々たるもの。
雨を待ち望んでいるが、
18日(土)は大望の雨の予報。
クライストチャーチの人達はみんな心配している。
何とか雨が降り、鎮火して欲しい。
2017年2月9日木曜日
Nashi(梨)を見つけた
某スーパー・マーケットの果物売り場。
棚の果物名を見ると”Nashi”と書いてある。
実は小ぶりながら、和梨の形をしている。
ニュージーランドでは珍しい。
日本だったら、幸水とか、豊水などと品種名も表示しているが、そこまでの表示はない。
良く見ると、中国産。
番号:4408は農薬使用。
中国産と、農薬使用から、購入せず帰った。
日本産は無いかなぁ~
この時期であれば、昨秋の収穫だろうが・・・