2016年5月31日 | 出発地 | サリア |
旅行:41日目 | 到着地 | ポルトマリン |
出発 | 到着 | 休憩 | 歩行 | 距離 | 時速 | 累計 | 残り |
時:分 | 時:分 | 時:分 | 時:分 | km | km/h | km | km |
6:40 | 12:00 | 0:33 | 4:47 | 21.6 | 4.52 | 688.2 | 92.3 |
歩行日数:35日 | ※休憩時間に、歩行中の観光を含む。 |
| | | | | | | |
宿泊施設 | 宿舎名 | Wifi不可 | 料金 | 食費他 |
アルベルゲ | Albergue de Portomarin | 6.00 € | 21.90 € |
歩行ルート
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今日からラスト100kmの旅が始まる。
朝は曇り空。
安全を期して、レインパンツをはき、ポンチョは何時でも取り出せるようにして出発。
出発時、宿のご主人が見送ってくれる。
奥さんは、未だ寝ているとのこと。
10分ほどで街はずれの橋を渡る。
その後、10分ほど鉄道に沿って進むが、線路を渡り、鉄道から離れる。
軌道の幅は広い。(ストック長は115cm)
巡礼路は牧草地帯に入る。
小一時間で最初の村(バルバデロ)に着くが、当然スルー。
地図上には2km前後でバルの記号があるが、実際にあるのは畜舎ばかり。
”バルもどき”はあるが入る気がしない。
沿道は牧草地帯で、酪農が主らしいが、リンゴも栽培していた。
リンゴの並木もある。
リンゴの花の時期は、神戸に比べると、50日ほど遅い。
歩行ルートは変化があって面白い。
出発から2時間半、12km歩いた村(Morgade)にバルがあり休憩。
今日の行程の半分以上歩いたので30分ほどゆっくり休む。
その後も、沿道は酪農主体で、路面は家畜の糞だらけになる。
糞を踏まずに歩くほうが難しい。
スタートから約3時間半、ついに!ゴールまで100kmを切った。
685km歩いたことになる。
(実際は観光などで700km以上歩いている)
ここからは下り坂ばかりで、目的地が見えだす。
目的地手前では、厳しい下りもある。
ダム湖に着いた。
ポルトマリンはダム湖の上にあり、この様な景色は、今までに無かった。
ダム湖の橋を渡り切り、階段を登り、右に曲がると教会がある。
教会を過ぎた処に公営アルベルゲがあった。
今日はここまで。
2016年5月30日 | | 休養日 |
旅行:40日目 | 滞在地 | サリア |
出発 | 到着 | 休憩 | 歩行 | 距離 | 時速 | 累計 | 残り |
時:分 | 時:分 | 時:分 | 時:分 | km | km/h | km | km |
| | | | | | 666.6 | 113.9 |
歩行日数:34日 | ※休憩時間に、歩行中の観光を含む。 |
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宿泊施設 | 宿舎名 | Wifi可 | 料金 | 食費他 |
ペンション | Camino Frances | 15.00 € | 76.88 € |
今日は休養日。
泊まっているペンションは、1階がレストラン、2階が宿泊施設になっている。
何れも、人の好さそうな老夫婦だけで経営し、前のバルに比べると、客の入りが少ないように見えるが、別に気にもかけてない様子。
その、奥さんに予約してもらったマッサージ店に地図を頼りに出かけた。
ご主人がマーキングした場所から100m程食い違ったが、通り名と、番地が分かっていたので、時間前に到着。
綺麗なオネーチャン(熟女)が一時間かけて、全身を揉み解してくれた。
なんや、生き返った感じ!
次いで、ボーダフォンの店を探した。
パンプローナでSIMを買い、ブルゴスで2GBトップアップしたが、通信量の残量が少なくなっている。
当然、サンチャゴまではもたないので、サリアでトップアップしなければならない。
オレンジ社(通信業者)の店はあるが、ボーダフォンの店が無い。
尋ね歩いて解ったのだが、サリアにボーダフォンの店は無いらしい。
SIMを買った時に、スーパーマーケットでもトップアップ出来ると訊いていたので、大型スーパーに入る。
ところが、ここも取り扱ってなかった。
スーパーの店員に教えられた電気店に行く。
この電気店(Movistar)はスマホを取り扱っており、トップアップ出来そうな感じ。
ところが、若いオネーチャン店員にアッサリ出来ないと断られた。
万事休す!
仕方なく、オレンジ社のSIMに交換を覚悟して、オレンジの店に向かう。
オレンジ店の手前に、別のMovistar店があった。
中を覗くと若い男性店員がいる。
ダメ元で、トップアップを頼むと、アッサリやってくれた。
”同じチェーン店で、なんでチャウネン!”と突っ込みたかったが、言葉が通じないので、どうしようもない。
何はともあれ、トップアップ出来たので一安心。
宿に戻って、奥さんにタコ料理(プルポ・ア・ラ・フェイラ)を造ってもらう。
岩塩を控えめにしてもらって正解だった。
白ワインと合う。
2016年5月29日 | 出発地 | トリアカステーラ |
旅行:39日目 | 到着地 | サリア |
出発 | 到着 | 休憩 | 歩行 | 距離 | 時速 | 累計 | 残り |
時:分 | 時:分 | 時:分 | 時:分 | km | km/h | km | km |
7:00 | 11:35 | 0:30 | 4:05 | 21.5 | 5.27 | 666.6 | 113.9 |
歩行日数:34日 | ※休憩時間に、歩行中の観光を含む。 |
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宿泊施設 | 宿舎名 | Wifi可 | 料金 | 食費他 |
ペンション | Camino Frances | 15.00 € | 20.70 € |
歩行ルート
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今日も天気がイマイチ。
雨は降って無かったが、雨を予想し、レインパンツでポンチョは何時でも取り出せるようにして出発。
トリアカステーラの村を出ると、
ルートは左右に分かれる。
左ルートはサモス経由でサリアに向かう。高い山越えはないが、歩行距離が約25kmある。
右ルート(メインルート)は約19kmだが、905mの山越えがある。
山越えを覚悟して、右ルート選んだ。
30分程で最初の村に着くが、当然スルー。
山道に入る。山に入ると、8km程はバルが無い。
予想通り、雨が降り出し、ポンチョを着る。
ピークを越えた。
雨は降るし、休憩したくなるが民家もない。
2時間程歩いた処(村)に、バルもどきがあった。
休憩したくなる処だけに、つい足が止まる。
しかし、馬小屋のような処で、脱いだ雨具を置く場所もないのでスルーした。
欧米人はそんなこと無頓着で、大勢休憩していたが・・・
ようやく、小ぎれいなバルを見つけた。
出発から2時間47分、距離で12.3km歩いていた。
このバルで日本人を見かけた。
今夜はサリアで泊まると言っていたが、その後会っていない。
雨は降り続いていたので、雨具を着て歩き出すが、道は良くなった。
サリアの中心部に到着するころには雨は上がっていた。
公営アルベルゲが分かり辛く、ようやく探し当て、ザックを置くが、また雨が・・・
ここの処、歩き詰めで、疲れが溜まっているので、明日は休養日にしようと思い直し、宿舎を公営アルベルゲからペンションに変えた。
(ペンションなら、連泊が可能)
アルベルゲは下の教会(Santa Marina)より下側だったが、ペンションは上の教会(El Salvador)近くだった。
この二つの教会を結ぶように、道路を花や葉っぱで飾ってある。
飾った花を踏み荒らさないように、人々は周辺を歩く。
上の教会ではセレモニーが行われていた。
後で解ったことだが、
上のセレモニーが終わると、花で飾った道路の上を歩きながら、下の教会に移動する。
従って、その時点で、踏み荒らされて、グチャグチャになる。
その後、清掃担当が掃除をして午後4時頃には、跡形も無くなる。
このセレモニーは伝統的なもので、正式な名前があると思われるが、私には分からない。
ただ・・・貴重な一瞬に立ち会えたのはラッキーだった。