2013年1月6日日曜日

レイク・テカポの宿



今日は帰国日。クライストチャーチを午前6時の飛行機で発ち、オークランド乗継で、同発が8時45分、関空着が4時15分の予定だ。
出発から到着まで時差を含めると14時間超の旅となる。

従って、ブログに書く事もないので、テカポの宿を紹介することにする。

一昨日(1月4日)のブログでも紹介したが、テカポに来たときにはモーテル「ザ・シャレー」(The Chalet Boutique Motel)に泊まることに決めている。しかし、今回は予約を前日にしたのでお気に入りの部屋は取れなかった。

代わりの部屋は、シャレーから50m位西の一軒家だった。
2LDK+サンルームのゆったりした間取りの家だ。

テラスからテカポ湖を眺める。道路境界には何も無いので全て自分の庭先のように見える。
夜はワインを傾けながら星を眺めた。

このサンルームは北向きなので暖かくて良い。ここでワインを飲むのも良い。

これが居間。薪ストーブの横には薪も備わっている。


メイン寝室。この部屋に寝るのは、当然ながら我が奥様。


サブ寝室。これが私の寝室。

台所には必要な設備・食器類はすべて整い、調味料も完璧だった。




ザ・シャレーには「おもてなしの心」が備わっている。だからテカポではこの宿に泊まる。
部屋番号No5の部屋は別格ながら、今回の部屋(一軒家)も素晴らしく、しばらく連泊をしたかった。



【謝辞】
短い旅だったけど、今日で旅は終わりました。
拙いブログを見て頂き有難うございました。
楽しみにして見ているとか、画像の投稿が出来てないとか、色々メールを頂き有難うございました。

この次は、半年くらいのロングステイになる予定ですが、その時期は今のところ未定です。多分、1年半くらい後だと思われます。それまで、このブログは休みます。

神戸でのひまつぶしブログは「うはらのさと から」です。宜しければそちらをご覧ください。









2013年1月5日土曜日

テカポ周辺



いよいよ今日が最後の日になった。

明日、早朝の飛行機で帰国するので、今夜はフェアウェルディナーだと、娘婿がレストランを午後5時半に予約をしてくれたらしい。
だから、テカポからクライストチャーチに4時には戻らなければならない。

そこで、午前中だけテカポ周辺の風景を楽しもうと、近くの山、マウント・ジョン(Mt. John)に登った。

マウント・ジョンの麓はルピナスのお花畑が広がっており、今を盛りと咲き誇っていた。
(写真をクリックすると拡大します)


テカポは星の街でもあり、山頂には大学などの観測所がある。


幾つかのウオークウェイがあって、我々はサミットサーキットだけを歩いた。


テカポ湖の水の色は何とも言えない。湖の右手がテカポの街。

サザンアルプスを遠望する。ここからマウント・クックは見えない。

これはアレクサンドリナ湖(Lake Alexandrina)湖畔まで車で行けそうなので後で行くことにした。

アレクサンドリナ湖への進入路はゲートがあって、絶えず閉めておかなければならない。奥の看板には野生動物の保護地と書いてあった。

ここも、キャンプ客で賑わっており、思い思いにバカンスを楽しんでいた。
(写真をクリックすると拡大します)




2013年1月3日木曜日

マウント・クック国立公園(Hooker Valley Trekking)


今日から一泊二日でマウント・クック国立公園のトレッキングに出掛けた。


クライストチャーチを午前七時に出発して、2時間チョット走ったところの、丘の上のカフェで休憩した。レイク・テカポの手前にあるカフェで、こちらに来た時はいつも立ち寄るところだ。
(写真をクリックすると拡大します)


11時過ぎにテカポ(Lake Tekapo)に到着した。

湖畔のルピナスは、花の旬が過ぎていたが、少しだけ咲いているのがあった。

(ここのルピナスの一番綺麗な時期は12月の前半)


「善き羊飼いの教会」はいつもの通り賑わっていた。

(最近はチャイニーズのツアー客が多い)


テカポに来るといつも泊まっているモーテル・ザ・シャレー(The Chalet Boutique Motel)にチェックインし、荷物を置いた後、マウント・クックに向けて出発した。

(この一軒家が今夜泊まる我々の宿)


テカポから30分位走って、レイク・プカキ(Lake Pukaki)まで来ると、マウント・クック(Mount Cook)が見える。(マオリ語でAorakiともいう)

テカポにしても、プカキにしても水の色がとてもきれいだ。


車は、レイク・プカキの西側を北上するが、だんだんとマウント・クックが近づいてくる。




フッカー・ヴァレー(Hooker Valley)駐車場に到着して、トレッキングの始まりだ。



歩き始めてすぐにミューラー・レイク(Mueller Lake)が見える。


スパニヤードなどが咲いている横をしばらく歩くと一番目のつり橋がある。




ルートは整備されているとは言い難いが、アップダウンの少ないトレイルが続く。



二番目のつり橋を超えると、マウント・クック・リリーのお花畑があるが、旬は12月の前半なので、花を見かけることはなかった。




マウントクック・リリーの咲き終わった姿。


シェルターとトイレが見えてきた。トイレはここしかない。


川に沿ってさらに登ると最終地点のフッカー・レイク(氷河湖)が見えてくる。




最終地点までの所要時間は、出発地点の表示通り1時間35分だった。

(奥に見えているのが氷河。砂を被っているので山と同じ色をしている)


マウント・クックのこの斜面が人間の顔に見えるところから、マオリは擬人化して、信仰の対象にしたと聞いた。(マオリ語でAoraki)


ここが折り返し地点で、登って来た道を引き返すことになるが、取りあえず、コーヒーを点てて一服することにした。
(写真をクリックすると拡大します)



帰りの途中、ある秘密の茂みを見つけた。

数年前に大阪のおばちゃん7名をこの辺りまで案内したことがあった。

おばちゃんの一人(Wさん)が突然「高野山に参りたい」と言い出した。「出物、腫物ところ構わず」で、辛抱の限界に達したのか、止めるのをきかず、この辺りにしゃがみ込んでしまい、数分後スッキリした顔をして、何事も無かったようなふりをして出てきたところだ。


この茂みは、栄養をつけてもらったおかげで、心なしかよく成長しているように見える。

(Wさん このブログ見てるかなぁ~~)